ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

心に残る思い出

2014-12-11 22:43:40 | 第八章・魂と聖霊
                 

ベランダから見える雲は、冬だと主張しているようです。寒くなったので、庭仕事はそのままにしていますが、秋深まる頃選定していただいた庭の木々は、すっきりした姿を見せています。

その中でも目に止まるのは、春先に亡くなられた私どもの教会の主任司祭様の好きだったカボスの木です。ここ数年見事に実らせていたカボスも、今年は10数個だけで我が家のカボスの季節は終わりました。

カゴに入れているカボスも、最後の鍋料理に使って、来年のカボスの季節を待つことにしました。

主任司祭様のお人柄は、お元気な時はいつも愛想のない淡々とした方だと思っていましたが、季節が移り変わるに連れてそのお人柄の暖かさが、伝わって来るようです。

イエス・キリストの愛に生きた方だったとまたその奥の深さに涙が出てきます。イエス様の愛に程遠い環境に育った私は、その温かい暖かさを、感じることが出来るようになりました。
私にとって心に残る暖かい方々のお一人となりました。本当に出会えて良かったなあと思います。ありがたいなあとも思います。

思い出の中から現実に戻り、窓の外を見るとカボスの木もまた食べていただく主人を亡くした悲しみの中にいるようにも感じます。

さあ来年は、私も元気になって神父様への恩返しに、カボスの木と共に良い実を実らせるように努力して生きましょう。

感謝と祈りのうちに








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