こんにちは
就能美有です
本日はショパンシリーズ
そして素敵なプレゼント企画があります
詳しくは編集後記で
■ 我が愛しのショパンシリーズ ５
＊二人目のショパンの最強の師＊
☆☆☆それはエルスナー
初めの師であった「ジヴヌィ」のもとを離れ
1823年初秋からワルシャワの中学校に入学し正規の教育を受けることになったショパン
実はそれから3年間は音楽は二の次にされ
ラテン語とギリシャ語にと語学に励んだにも係わらず
生涯外国語の綴りのミスはつきまとったようです。
そうこう勉学と格闘する傍ら、夏休みの長期休暇を利用してワルシャワを離れ
地方の田舎で過ごすしそのポーランドの田舎で農民やその音楽に少なからず影響を受けるようになります。
1824年夏休みに作った「サフラーニア・クーリア」という新聞のコラムでは
ショパンが目にした自然、人生観、民族音楽に対する関心等をいきいきと語っています。
ショパンは「マズルカ」その他、地方のステップやリズムなどの「踊り」のステップを
ここで習得し自分で試みながらいくつかの曲をここでスケッチしていたのです。
これらは、後年の有名な作品に発達することになるのです。
原点はここにあった訳です。
またワルシャワの上流社会でのサロンの舞踏会で
壮麗なポロネーズの形を変えてみる！
と述べたこと、それはまさに的中したと言えるのです。
1825年ショパンの将来を決める重要な年
5月「アエロメロディオン」という新しく発明された
”ピアノ・オルガン”をワルシャワ音楽院の大ホールで試演してほしいとの依頼をうけ
この機会にショパンは即興演奏と彼の初期の作品に影響を与えた
当時の人気作曲家のひとりモシェレスのピアノ協奏曲を弾き好評を得ました。
このころのショパンは飛ぶ鳥を落とす勢いで
当時の皇帝、皇太后等御前演奏で素晴らしい評価を得
貴重な褒美を贈られているのです。
内外の音楽雑誌や出版社からの依頼により
ショパンの両親はここで我が息子が音楽の道へ進むべきと悟った
数多くの出来事が数年で起こったことになります。
実はすでに1821年に設立されたワルシャワ音楽院の院長であった
ヨーゼフ・エルスナーから個人的に指導を受けていたのでした。
これからは第2の師であるエルスナーの真髄に迫ります。
ショパンの音楽的基礎は幼少からの自然との戯れ
民族音楽へのたゆまぬ観察
まさに環境は彼を大音楽家への道を太陽のごとく照らしているようです。
あなたのあこがれのショパン益々興味深くなって参りましたね。
そして
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■■【編集後記】
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とても充実した旅を致して参りました。
音楽の楽しさや真髄を知ろうと思うなら
まずヨーロッパへ行かれることが大切です。
文化は歴史です。
この歴史を知らずして何も学ぶことはできません。
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