物珍しさから美味しく感じる、というスパイスを差し引いても
物珍しさから美味しく感じるというスパイスを差し引いてもヒットだった今回の「ごちそうさま」を紹介しまーす。
キャロットケーキ ココナッツクリーム添え
オーガニック素材のみを使ったベーカリーのケーキは素朴な甘さが印象的。松の実やくるみの少しハードな食感がアクセントとなって、香りが口に広がる。
スーパーフード・サラダ
という名前のサラダ。ケールとキヌアをベースに、ゴマがたっぷりとかかったオリエンタルなテイストのサラダ。個人的には醤油抜きのオヒタシを食べているようで懐かしさがわき上がってきた。
フライドポテト(グルテンフリー版)
ジャガイモをそのままスライスした、どちらかと言えばポテトチップスの原型みたいな一品。豆乳のサワークリームとお味噌っぽい味のディップは揚げモノのオイリーな感じを完全に打ち消してくれる。個人的なおいしかったポイントは残されていた皮。かすかな苦みがイモの甘みを引き立たせていた。
マッシュルームオムレツ
最近はどこへ行ってもフワトロばかりだが、そんなオムレツとは真逆にあるしっかり系。塩コショウもほとんど入らずマッシュルームと地元の卵だけのシンプルなクッキングが素材の味を十分に楽しめる。付け合わせのサワーブレッドのほのかな酸味がスパイスとなるのは計算済み?
どっかで出てきた前菜のパン
ほんのちょっとだけトーストしてある具合がすべて、といっても過言ではないほどパンの味を引き立てていた。お腹がペコペコで席について最初に口にするという私たちの心情を見事に射抜いたパンだった。なにげに添えられていたオリーブオイルもよかったが、トマトのディップが見事に私のハートをつかんでくれた。
ローフードカフェ(定番)
毎回足を運ぶニュージーランドの代表的なローフードカフェ。今回はちょっとスムージーだけをいただいてきましたー。
スロークックダイニング(お初)
ご本人さんは否定するも地元のグルメ評論家と私が呼んでいる方に連れて行ってもらったスロークックダイニングのお店。今、最もホットなレストランの一つだそうです。8時間以上かけて調理したお肉やお魚は旨みが凝縮されているだけでなく、どれも基本的にはとろける柔らかさ。そのこだわりは調理にポフツカワの木(ネイティブツリー)を使うこと。NZの代表的なマヌカの木では温度が上がりすぎるため「じっくり」にはなりにくいので、幹の太いポフツカワを使うことで食材のポテンシャルを十分に引き出すことができるそう。
料理の写真は暗すぎて失敗しましたが、、、
手づくりソーダ
食後の一杯に、と連れてきていただいたのがソーダのお店。炭酸と微炭酸の間くらいの強さのシュワシュワ度が喉に適度な刺激を与えつつ、フルーツのお味もしっかりと伝えてくれる。途中からフレッシュミントをストローでつつくと新しい味に変身。二度楽しめるソーダ。
ごちそうさまでしたー。
本日もありがとうございます。
with much aroha