フォトグラファー・柴田文子さんの個展へ『ポルトガルと教授』
書店に並んでいる雑誌を手に取るとき、
表紙に書いてある特集につられて読んだり。
パラパラとめくって目に留まったページをじっくり見たり。
そんな、人の目を「留まらせる写真」を撮ってるのがフォトグラファーの柴田文子さん。女優さんたちやモデルさんたちからも絶大な人気で、これまで数々の写真集の撮影をされてきました。
昨日は、そんな柴田文子さんの個展 に行ってきました~。
今回は柴田さんが旅先で撮影した作品がメイン。
ポルトガル、ボリビア、中国など、ついつい「目が留まって」じっくり見入ってしいまいました。
最近はSNSでライブ感のある写真をみる機会が多かったので、こうした撮りためられ、画面ではなくプリントされた写真を目にするのは、あらためて新鮮でした。
普段、スマホで見る写真は持っている端末によって色なども変わってきてしまいますので、撮影者の意図する「色」が曖昧に伝わってくるのかもしれませんが、こうした個展での作品は撮影者の意図を100%楽しむことができます。
個人的な話で恐縮ですが、私が感じた今回の柴田さんは「絵本の世界」
写真の中から「あなたもここへおいでよ、ほら、○○はこんなところなんだよ」と呼びかけられるままに、作品の世界に入り込んで、いつの間にか「その土地にトリップ」
土地の香り、木のぬくもり、人の温かみ、駅の雑踏、カフェの人の会話。
そんな見知らぬ世界の風景がまるで現実と空想の間にある「絵本の世界」にいるような感じに。旅行をしたようでいて、絵本を読んだような不思議な感覚を楽しませていただきました。
柴田さんは今回、初めての写真集も出版されたということで、私も記念に購入させていただきましたー。
「ポルトガルと教授」
10月26日まで代官山「GALLERY SPRAK FOR」で開催中です.。
ぜひ、ポルトガルの風景と旅する"教授"の世界観に浸ってください!
本日もありがとうございました。
with much aroha.