みどりの一期一会

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大阪ダブル選 泥沼の政争は終わりに/鳴門金時とパープルスイートを干しイモに

2015-11-23 16:42:36 | 有機農業/野菜&ハーブ
紫色のアントシアニンをたくさん含むさつま芋パープルスイートロードと、
黄色で味の良い鳴門金時を蒸し器で柔らかくなるまで蒸しました。

蒸し器いっぱい作ったので、庭に遊びに来ていてた子どもたちにあげて、
あと2、3本は蒸しイモで食べたのですが、すぐに満腹になってしまいました。

残りは冷蔵庫に入れても一週間ほどは食べられるのですが、
保存用に干しイモにしてみましょう。

皮つきのまま厚さ8ミリくらいに切って、

途中で裏返しにして夕方まで干しました。

甘みが増して、ねっとりとおいしい干しイモができました。

保存用のつもりでしたが、おいしいのですぐになくなりそうです。
食べ過ぎになりそうで、こまりましたね(笑)。

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昨日は、大阪府知事選と大阪市長選の投開票日。

8時を過ぎてすぐに確定が出て、
どちらも大阪維新の会の候補が当選しました。

自民党候補を勝たせたかったわけでもないし、
維新の会の圧勝を予想していたとはいえ、
やり切れない思いが募ります。

  社説:大阪ダブル選 泥沼の政争は終わりに 
2015年11月23日 中日新聞

 大阪の有権者は、大阪府、大阪市のかじ取りをあらためて大阪維新の会に託した。大都市大阪の立て直しが急務というのなら、そろそろ反維新との泥沼の政争に終止符を打つ必要があるだろう。

 大阪維新の会を率いてきた橋下徹大阪市長は十二月での引退を表明し、立候補はしなかった。それでも、その橋下氏が事実上、今回のダブル選の主役であり、大阪の有権者は、つまり橋下流の継続を求めたことになる。

 維新はある意味、旧来の権威や権益に対する橋下氏の“けんか上手”で人々の心をつかみ、勢力を広げてきた。ところが、これからは、いわばディフェンディング・チャンピオンとして府市のかじ取りをする立場となる。民意が示すものは何かを深く考え、有権者の期待に応えてほしい。

 維新は今回、五月の住民投票で否決されたばかりの大阪都構想を再び公約の柱に据えた。橋下氏は「都構想をバージョンアップさせてください」と訴えた。だが、今回の選挙結果をもって、有権者が一転して都構想を推進させるよう意思表示したとはいえまい。

 住民投票の後、都構想に反対する自民党の提案で、大阪府、大阪市、堺市の三自治体の首長と議員で構成する大阪戦略調整会議(大阪会議)が設置された。否決された都構想に代わり、府と市にまたがる二重行政の問題を話し合う予定だったが、初会合以降、運営方法をめぐって議論が紛糾した。

 大阪会議が機能不全に陥ったことが、維新が再び都構想を持ち出した理由ではあるが、そもそも、強硬姿勢で議論を紛糾させたのは橋下氏ではないのか。

 地盤沈下が進む大阪の立て直しは、もちろん、多くの有権者が望んでいることである。二重行政の無駄を解消しようというのは、反維新の各党も同じである。問題意識は広く共有されているのに、なぜ、話が前に進まないのか。

 維新の都構想は小差だったとはいえ、大都市地域特別区設置法に基づいて結果に拘束力のある住民投票で否決された。もし、ダブル選での勝利を理由に都構想路線を復活させ、また、住民投票をすればいいというのであれば、あまりにも乱暴だ。

 非難の応酬を続けても、前には進めない。厳しい状況に置かれている大都市大阪を立て直そうというのであれば、何よりもまず、四年前のダブル選以来続いてきた維新、反維新の泥沼の政争に終止符を打つ努力が必要だろう。


  社説:大阪維新2勝 対話の政治へ転換を> 
毎日新聞 2015年11月23日

 大阪府知事と大阪市長のダブル選挙は、ともに地域政党「大阪維新の会」の公認候補が自民推薦候補らを退けて当選した。維新の党の醜い分裂騒ぎは収束していないが、大阪では橋下徹大阪市長の求心力がいまだに根強いことを見せつけた。

 府知事選は松井一郎氏が再選を目指し、市長選には政界引退を表明している橋下氏の後継として吉村洋文氏が出馬した。2人は大阪市を廃止し特別区に再編する大阪都構想に再挑戦することを公約に掲げた。自民推薦の新人候補は反維新を鮮明にし、橋下政治を批判してきた。

 維新の勝因は、これまでの行財政改革が一定の支持を得たことや、東京一極集中が進む中で大阪の再生には橋下氏のような強烈な個性が必要というムードがあるからだろう。

 ただし、維新の看板政策である大阪都構想は今年5月に大阪市の住民投票で否決されたばかりだ。再び住民投票を実施するには議会との調整が必要だが、大阪維新は府議会、大阪市議会ともに過半数に届かない。実現への道筋は依然厳しい。

 選挙戦で維新側は「新しい設計図を作る」と繰り返しただけで具体的な中身は示さなかった。ダブル選での勝利に慢心して、再び議会を軽視したり、否定されたプランを蒸し返したりすることは許されない。議会との丁寧な対話に基づく府政および市政に転換すべきである。

 橋下流の政治手法は、野党や労組を敵に見立てて攻撃し注目を集めるものだ。人気獲得にはつながったが、議会との深刻な亀裂を生んだ。意見が違う相手とも冷静な議論を重ねて合意形成を図るべきだ。

 自民陣営は政権党として中央とのパイプの太さをアピールしたが、都構想に代わる大阪再生の具体策を示すことができなかった。今回の敗北を真摯(しんし)に受け止め、知事、市長との生産的な関係を目指してほしい。

 不可解なのは市長を退く橋下氏の動きだ。選挙戦で前面に出たほか、将来の政界復帰に含みを持たせる発言もしている。前言を翻して今後も政治に関わるつもりなのかどうか、大阪維新を事実上率いる政治家として身の振り方をはっきりさせるべきだろう。

 大阪維新と別に国政政党として発足した「おおさか維新の会」は、維新の党との本家争いで泥沼状態にある。今回は2勝したものの、大阪以外で勢力を拡大する展望は開けていない。

 一方、橋下、松井両氏は地元で自民と対決しながら、中央では安倍晋三首相らと親密な関係を維持している。首相官邸には憲法改正に向けて維新を与党の補完勢力として温存する思惑があるようだ。政党としてのスタンスも明確にすべきだ。


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