こんにちは。原田綾子です。

 

週末は名古屋に行ってきました。

たくさんの塾の先生方とお会いできて

先生の熱い想いをお聞きしたり、これからの教育の話をしたり

私自身も勇気づけられました。

 

またレポ記事書きます。

 

今日は

反抗シリーズ(?笑)続きを書いていきます。

 

 

あ、その前にうちにあるGTOの漫画。

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次女が「全部並べてみたい!」と並べました。笑

 

 

 

反抗する子どももね、

ホントーは大人と仲良くしたいと思っている。

でも、それができないのは・・・

 

アドラー心理学で言うと「目的」があるのです。

 

 

 

いつかの記事より引用。

 

・・・・・・・・・・

 

子どもが反抗していると感じるのは
どんなときでしょうか?


言い返してくるときですか?

拒否するときですか?

返答しないときですか?


まぁ、態度、言動がよくないと
腹が立ちますね…。

でも、
反抗する子は
本当は反抗したくてしているわけではありません。



本当は大人と仲良くしたいと思っています。


でも、
支配されてしまうのではないか、
見離されてしまうのではないか、

という不安な気持ちをもっている。
 

 

わかってほしい・・・

認めて欲しい・・・

 

 

 

そして

適切な手段を知らないから
態度悪く「反抗」という手段をとっている。


適切な手段は
大人が教えればよいのです。

子どもが知らないのは
大人が教えなかったからであり、
知らなかったということは、悪いことではありません。

 


言い換えれば

反抗は
命令や言いつけに従わず、
自分の主張をしているわけです。


見方を変えれば自立心があるわけで

ステキなことですね。

大人の言葉を聞き、
自分で考え、伝えている。

鵜呑みにして
何も考えずに行動するより、
いいと思いませんか?

 




ただ、問題になっているのは
おそらく言い方でしょう。


自分の意見をいうことは
悪いことでもなんでもない。


それなのに、
「何、その言い方は!」と

感情的になってしまう。

 


すると

「自分の言うことは聞いてくれない!」などと
誤った認識をもってしまう。


また、
子どもが、自分の期待どおりの反応をしないと

感情的になってしまう。


子どもは親が自分の理想の型にはめようとしているとき
それを敏感に感じとります。

 

だからうまくいかないのです。


 



感情はぶつけるものではなく、
感情は語るもの。


とてもイヤな気持ちだった。
腹が立っている。など。


言い方がよくないだけなのです。
だったら
言い方だけを直せるようにすればいいのです。

そう言い方、いやだな。
傷つくな。とか。
もちろん、私メッセージで。

 



1番良いのは、
普段から
大人が「適切な言い方」をしていることです。


大人が、
私メッセージで言う。


イヤだったらイヤだという、自分の気持ちを言う。
自分の考えを言う。
相手が分かるように理由をいう。
~してくれる?とお願い口調で依頼する。

など。

大人の適切な言い方を聞いていたら
子どもは「言い方を知らない」ということがなくなりますね。

ふだんから親子がよこの関係で接していて

適切な言い方を知っていれば
「反抗」という手段を選ぶ必要がないのです。




 

また

反抗期がないとダメだ!とか
ウチの子は反抗期がなかったから…。

などと話題になることがありますが、

反抗しない子にも
いろいろなタイプがあると思います。
そこで以下のように考えてみます。


1、反抗しない子…人に逆らわない。自分の考えをもたずに
             人のいいなりになっている子

2、反抗しない子…適切な自己主張をする子


3、反抗しない子…大人が「子どもが反抗している」と思っていない。

 




まずは1番のタイプ。

いつでも誰かの言いなり。
指示がないと動けない。
自分で決められない。
自分の意見を伝えられない。

大人(相手)の言ったとおりの行動をするので
反抗するわけがありません。

 


もしかしたら、

自分の考えをもっていないかも…。

 

これは心配ですね。

 



次に2番のタイプ。

相手を大切にした
主張的な言い方をするので
大人は「反抗された」と思いません。



「それは違うんじゃないですか?」
「僕はこう思うんですけど…。」
「わたしは◯◯の方がいいと思うんですけど…。」


ちょっと小生意気に感じるところも

あるかもしれませんが ^^;
(アドラーキッズは小生意気なことを時々言います。笑)

 

 

最後に3番のタイプ。

子どもの言葉に
「ほぉ~言いますね~。大人みたいだね~。」
「一丁前なことを考え、一丁前のことを言うようになったな~。」

 

 


子どもが自分の考えを伝えることは
悪いことでも何でもありませんね。


たとえ相手が年長者だろうが、

大人だろうが、先生だろうが、親だろうが…。
(昨日も書きましたが、言い方が問題)
 



「生意気なこと言っているんじゃない!!」
と言うのか


「そうか、あなたはそう思うんだね。」
と言うのか。




子どもの方から
反抗的になったり
従順(自分の考えをもたないという意)になったりしません。

初めに存在するのは、
指示・命令、力で従わせようとする大人なのです。

 

 

・・・・・引用ここまで・・・・・・・・
 

 

 

親の言う通りにしてほしいのに

子どもが違う意見を言ったり

自分はこうしたいと

親の思う答えと違うことを言うことを

子どもに「反抗」された、と捉えている場合も

お話を伺っている中で、時々あります。


 

 

子どもは親の言うことを聞くべき、

と思っていると、

 

子どもが自分の意見を言う(感情的に)

=言うことをきかない

 

というふうになってしまうこともあるものです。


 



アドラー心理学では、

反抗期はないと考えます。

 

(そもそも反抗とは何か、という点を確認した上で。

成長に伴い、今までより多く

自己主張をするようになる発達段階はあります。)

 

子どもが自分の考えをもち行動しようとするときに

大人が強圧的に、

子どものやりたくないことをやらせようとしたり

子どもがやりたいことをやめさせようとするときに

反抗という形で表れるだけ

と知ったとき

学級崩壊状態になってしまったクラスの担任を引き継いだ時

とても反抗的で荒れていた子どもたちが

こちらの接し方、関わり方を変えただけで、

素直に心を開いてくれるようになった経験を思い出します。


 

『反抗は子どもの中にあるのではなく

人と人との間にあるもの』
 

わたしの中の辞書に

しっかりと刻み込まれている言葉です。

 

 

アドラー心理学のTVドラマも昨日から始まりましたね。

 

詳しくアドラーの子育てを学んでみたい方は

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~関連記事~

”反抗的な子はいない。反抗を引き出す「私ーあなた」の関係性がある。”

”思春期の子育てに大切なコト~TVドラマに学ぶアドラー的教育論~”

 

 

 

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