北海道・札幌発・だべさ通信5

カエルが一晩に1000個の卵を産める理由

カエルの卵
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今年も公園の池にカエルの卵を見つけました。
毎年だいたい同じ場所に卵を産むようです。
カエルにしてみると、水の深さとか、草の茂りあんばいとかで、このあたりが卵のベッドの場所にちょうど都合がいいのでしょう。

 

以前は、こんな人目のつくところに卵を生んだら、すぐ人間に獲られてしまうんでないかい?と思っていたけど、そうでもないらしいのです。
私達が子どもの頃はカエルの卵といったら、もっぱら遊びの中の一部。
卵を獲ってそのへんに落ちてるカンカンに入れる→オタマジャクシになる→足が生える→いなくなっちゃう・・・みたいなパターンね。
でも、この池では毎年オタマジャクシがたくさん孵って泳いでいる姿を見ます。今の子ども達はあっんまり興味はないのかもね。
丸い口をプカプカさせて泳ぐさまは、けっこう面白いよ。

 

 

カエルは一晩に1000個の卵を産む

 

『北海道に生息しているカエルはエゾアカガエルとニホンアマガエルの2種類である。(余談ですけど、最近は、学校教材として持ち込まれたトノサマガエルも札幌や石狩の周辺で繁殖しているということがわかったそうです。)一晩で1000個くらい卵を産む・・・』とありました。

 

ええ~~!っと、北海道弁で言うところの どってんこいちゃう。
いくら圧縮されているとはいえ、あの小さなお腹に1000個も入ruなんて?!
カエルのお母さんて、たいへん・・・・

 

卵は、ひとつひとつが丸いゼラチンのようなもので覆われています。直径は1センチくらにもなるかな。
それが1000個あったとしたら、カエルのお腹、破裂しちゃいますよね。
だから始めからそんな大きさで生まれてきたわけではありません。

 

生まれたばかりと思われる卵を何度か見ることあるけれど、ゼラチンの部分はまだ小さくて、触るとプリプリと固めでした。
それがね、時間がたつことふやかさって(ふやけて)水面に広がるんです。

 

あとで調べてみましたら、卵が生まれたばがりのときは、殆ど黒い卵だけのように見えるそうです。
それが水に放たれたとたん、ゼラチン質が水を吸って大きくなるんですね。
紙おむつに似ていますね。
卵は1週間ほどで、オタマジャクシになるそうです。


こちらは以前に撮った写真、オタマジャクシの姿になってきていますね。

こちらが卵から孵ったところ。

 


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