本日、脊柱管狭窄症とすべり症を患った73歳の患者様が来店されました。
かなり痛みがあるようでやっとの思いで当院まで来たそうです。
見た目も姿勢は前かがみになり骨盤が傾いています。
問診をすると、いろいろな整形外科、治療院、整体に行かれたそうで最終的には手術しかな
いと・・・本当に困って来店されました。
まずうつ伏せになってもらい、背骨を触診していきます。
全体的にとても歪んでいますが・・・背中 (胸椎5.6.7番目、【肝臓や胃の障害、消化不良、胸やけ、膵臓に影響が出やすい。】)
から腰 (腰椎3.4.5番目【生理痛、膝の痛み、腰痛、坐骨神経痛、足の血行障害、冷え、むくみなどに影響が出やすい。】)
がかなり酷い状態です。
患者様に呼吸を整えてもらいゆっくり軽く骨を動かしていきます。
(これがまたなかなかの難易度です。全集中)
長い間ひどく曲がった状態を放置してあった為、炎症が起きて筋肉が固くなり、腫れを感じます。
患者様もどこに行ってもなかなか患部や背骨は触ってくれなかったそうで・・・
骨盤を整え、頸椎を触診すると酷く捻じれています。
特に頸椎の1.2番目【頭痛、不眠症、めまい、眼圧異常に影響が出やすい】が酷く曲がっているので眠りが浅くなったり、眠れなくなります。
患者様に伝えると、「寝れないから睡眠薬を飲んでいる」との事でした。
治療が終了しました。
身体が骨の良い位置を記憶し、徐々に姿勢や身体の重心が変化していきます。
痛みも徐々に和らいで行きますので、治療を重ねて治して行きましょう。
「身体が楽になった」と帰って行かれました。