2018年06月18日
[Daily]6月18日(月)
・EUR/USD 戻り売り狙いlittle bearish.
小幅反発するが、恐らく単なる急激な下げの反動だろう。25MAを目処に戻り売りのポイントを探していく。上昇したら戻り売り、底抜けしたら追いかけ売り、いずれにしても売り目線。
・USD/JPY 半損切・売り保持little bearish.
日銀イベントが不発だったので先日売り増しした分はカット。ただ方針自体は変更無し、5月高値を超えるまでは売り目線。111円ミドル超えにストップを置いてホールドで。
・EUR/JPY 売り保持bearish.
小幅反発するがユロドル同様一時的なものだろうと見る。方針変更無し、先月末安値の124円台を下目標として売り保持。ストップは25MA超えに分散設置で変更無し。
<本日発表予定の指標>
時刻 | 内容 | 前回結果 | 今回予想 |
08:50 | (日) 5月貿易収支 | +6260億円 | -2052億円 |
23:00 | (米) 6月NAHB住宅市場指数 | 70 | 70 |
<今週のポイント>
日本 日銀金融政策決定会合議事要旨
前回の金融政策決定会合での政策に対する各委員の賛否、および議論内容をまとめたもの。いつテーパリングの話が出てきてもおかしくない状況なので要旨も確認必須。
前回の金融政策決定会合での政策に対する各委員の賛否、および議論内容をまとめたもの。いつテーパリングの話が出てきてもおかしくない状況なので要旨も確認必須。
アメリカ 中古住宅販売件数
金利上昇局面のため、ローン購入が前提となる住宅販売数は要チェック。
金利上昇局面のため、ローン購入が前提となる住宅販売数は要チェック。
イギリス BOE政策金利発表
コンセンサスは据え置き。EU離脱の問題が延々片付かない火薬庫状態なので金利への思惑は無視できない。
アメリカ フィラデルフィア連銀景況指数
NY連銀指数と概ね連動。またローカル指標ながらISMとの相関性が高いとも言われている。
日本 CPI
金融緩和の出口の話が出始めており、ステルステーパリング懸念もあるので注目度上昇。
ドイツ/欧州 PMI
民間調査会社のMarkit社が集計、発表。企業購買担当者の購入意欲を数値化したもの。50をニュートラルにそれ以上なら景気拡大、50を下回ったら景気減速。政府指標と方向性の食い違いがある場合は注意。
・雑感
日銀は現状維持でほぼ空気、ある程度予測はしていたが完全に不発だった。ECBイベントでユーロが大きく下げ、その後もドイツの政局が移民政策を巡りまた荒れ始めたのでユロ売り&リスクオフ目線で方針変更は無し。今週はユロドルの戻り売りポイント探しから。