一昨日のこと。
小雨が降りしきる中、去年の石戸蒲桜に続き、今年も日本五大桜の一つである、山高神代桜を観てきました。
場所は、山梨県北杜市にあります。
神代桜は、樹齢2000年とも言われるエドヒガンサクラの古木で、日本武尊が東征の時に植えたと伝えらている。
また、13世紀頃、日蓮聖人が木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生したため、「妙法桜」とも言われています。
JR中央本線韮崎駅からバスで30分ほどで、最寄りの牧の原バス停に着き、神代桜がある実相寺には、さらに歩いて30分です。
神代桜は、この丘の上です。
実相寺山門。
去年の石戸蒲桜と違って、人が多くて観光バスも乗り付けていましました。本堂
実相寺は、日蓮宗の寺院で、山号を大津山といいます。
日蓮を身延山に招いた波木井六郎実長の子孫の伊豆守実氏が、身延山第 五世鏡円阿闍利日台上人の弟子となり、実相院日応と名のった。
この日応上人が1375年(永和元)、同村大津にあった真言宗の寺を訪れ、住んでいた真理法印と法義を論じ合い、論破して寺を譲りうけた。この時日蓮宗に改宗して大津山実相寺と称した。
その後、1561年 (永禄4)川中島の合戦にあたって、武田信玄は蔦木越前守を遣わし武運長久の祈願を命じ、永代祈願所として、一条次郎忠頼の城址であった山高の現在地を寄進、移転して現在に至っているという。
本堂へと続く道。
左に水仙、右手に桜と花いっぱいの境内です。
実相寺本堂。
山高神代桜。
ちょっと、小ぶりなのは、一時期樹勢が衰えて、治療していたからだそうです。
花は満開でしたが、これで天気が良ければよかったのになあ~。
なかなかうまくいかないもんですね。
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実相寺 http://park8.wakwak.com/~matsunaga/
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