普門館【杉並区和田2−6−1】
設計:錢高組
竣工年:1970年(昭和45年)
Photo:2018年3月
普門館は、宗教法人立正佼成会の所有する収容人数約5000人の大型ホールです。
名前の普門の由来は、すべての人に門を開くという意味で、法華経の中に出てくる言葉です。
そのため、立正佼成会の会員以外でも利用できるため、全日本吹奏楽コンクールが行われていました。
全日本吹奏楽コンクールは、1972〜2011年まで約40年行われていて、「吹奏楽の甲子園」と言われていました。
きったけは、東日本大震災で普門館は無傷でしたが、同規模ホールの天井が崩落。それを受けて翌年、耐震調査をしました。その結果、建物自体には問題がないが、天井が崩落する危険性があると判明したので、すぐに使用を停止し、建て替えか、改修か検討を始めましたが、都市計画法の用途変更によりどちらも出来ず、年内に取り壊しすることに決定したそうです。
よかったと思ったら、クリックお願いします。
←人気ブログランキングへ(東京都)