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今年も昨日梅雨入りし、雨の季節がやって来ました。
そして、庭に紫陽花の花が咲きました。 「紫陽花」を「あじさい」と読むのは不思議なので調べてみました。 「あじさい」が漢字で「紫陽花」となったのは平安時代と云われております。 歌人で漢学者の源順(みなもとのしたごう)が当時日本に咲いていた「あじさい」の花を詩で読んだ時に白楽天の詩から「紫陽花」と云う漢字を当てたのが始まりだそうです。 「あじさい」の語源は「あじ」と「さい」に分解できて、花の形と色によって付けられているようです。 「あじ」は「あぢ」からきていて、小さいものが集まる様子を意味するようです。 そして、「さい」は「さあい」からきていて、「真藍」「真に青い」ことを意味するようです。 つまり、「あじさい」は小さい青い花が集まっている花を意味することになります。 確かに「紫陽花」の見た目と一致します。 「あじさい」を漢字で書くと「集真藍」と書くこともできることが頷けます。 また、「紫陽花」は「八仙花」とも書きます。紫陽花の花は土壌の質や温度変化によって色が変化します。 そこから「八仙花」と呼ばれるようになったようです。 庭に咲くあじさいの花がしっとりと降る慈雨に濡れた姿は趣があります。 しっとりと雨に濡れるや八仙花
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