いつも
窮地に追い込まれ
ものすごい不安感や焦燥感に
包まれたとき
そんなときに訪れる
不思議な出来事がある。
それは決まって
いつものあの店。
いつものように
とぼとぼ歩きながら
買い物をしてると
神々しい光輝く
ように見える
ひとりの老紳士が
前からあるってくる。
そのお人は
ふんわりした微笑を携え
清潔感あるいでたち
知的なオーラ全開で
一瞬で目を奪われる。
気持ちももっていかれる。
なんだろな。
なつかしいような
うれしいような
なんとも言えない
気持ちになる。
もしかしたら
これが数十年前の出会いだったら
何かが起きるかもしれない
などと
そんな気持ちがあるようなないような
よくわからないけど
そんな感じなのかもしれない。
とにかく不思議なのは
年に一度くらい
しかも
わたしが窮地に追い込まれてるときにしか
その偶然はないのだ。
初めて見たのは
もう７，８年前くらい。
それから
年単位で
娘との戦いで
くたびれ果てたとき
娘を傷つけた自分に
嫌悪感でいっぱいのとき
夫が
会社でいろいろあったとき
いつもそんなとき
わたしの前に現れて
気持ちを和らげてくれる。
きっと前世で
会ってる人なんだろうなと
そんなことを
自然に思ってしまう。
昨日もとぼとぼしていると
そのお人は現れた。
突然の出来事に
いつものようにどっきりし
目が離せなくなった。
そして
しばし後ろからついていってみた。
でもこれでは
ストーカーではないか。
そのお人はもちろん
わたしの存在に気づくこともなく
あっという間に
行ってしまった。
その後ろ姿に
そっと一礼し
会えたことの感謝と
勇気を出すことの強さを
もらえた気がする。
よし。
今日は
どこか電話してみるぞ。
パート先が決まるかどうかは
わからないけど
行動のいっぽを踏み出すのが
今のわたしの大きな課題。
勇気をだして
元気をだして
ふんばりよわたし。
だめでいいんだよ。
緊張していいんだよ。
みっともなくていいんだよ。
こう言いながらも
すでに緊張してきた。
とりあえず
お茶タイムにしよう。
今日もいつもの
しっぶーい緑茶を。
今日もいちにち
良き日でありますように。
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窮地に追い込まれ
ものすごい不安感や焦燥感に
包まれたとき
そんなときに訪れる
不思議な出来事がある。
それは決まって
いつものあの店。
いつものように
とぼとぼ歩きながら
買い物をしてると
神々しい光輝く
ように見える
ひとりの老紳士が
前からあるってくる。
そのお人は
ふんわりした微笑を携え
清潔感あるいでたち
知的なオーラ全開で
一瞬で目を奪われる。
気持ちももっていかれる。
なんだろな。
なつかしいような
うれしいような
なんとも言えない
気持ちになる。
もしかしたら
これが数十年前の出会いだったら
何かが起きるかもしれない
などと
そんな気持ちがあるようなないような
よくわからないけど
そんな感じなのかもしれない。
とにかく不思議なのは
年に一度くらい
しかも
わたしが窮地に追い込まれてるときにしか
その偶然はないのだ。
初めて見たのは
もう７，８年前くらい。
それから
年単位で
娘との戦いで
くたびれ果てたとき
娘を傷つけた自分に
嫌悪感でいっぱいのとき
夫が
会社でいろいろあったとき
いつもそんなとき
わたしの前に現れて
気持ちを和らげてくれる。
きっと前世で
会ってる人なんだろうなと
そんなことを
自然に思ってしまう。
昨日もとぼとぼしていると
そのお人は現れた。
突然の出来事に
いつものようにどっきりし
目が離せなくなった。
そして
しばし後ろからついていってみた。
でもこれでは
ストーカーではないか。
そのお人はもちろん
わたしの存在に気づくこともなく
あっという間に
行ってしまった。
その後ろ姿に
そっと一礼し
会えたことの感謝と
勇気を出すことの強さを
もらえた気がする。
よし。
今日は
どこか電話してみるぞ。
パート先が決まるかどうかは
わからないけど
行動のいっぽを踏み出すのが
今のわたしの大きな課題。
勇気をだして
元気をだして
ふんばりよわたし。
だめでいいんだよ。
緊張していいんだよ。
みっともなくていいんだよ。
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すでに緊張してきた。
とりあえず
お茶タイムにしよう。
今日もいつもの
しっぶーい緑茶を。
今日もいちにち
良き日でありますように。
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