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しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

震災の記憶は風化なんてしていない!

2015-03-06 00:10:20 | 主張
NHKの朝のニュースで取り上げていた。

震災の事、被災者の事、世間からの関心が薄れつつある。

被災者の多くがそう感じているとアンケート結果が教えてくれた。

中でも福島の避難生活を強いられている住民は

自分たちの事が忘れられていると感じているそうです。


取材してたのは全村避難中の飯館村で牛乳を生産してた酪農家の男性。

保有する牛は全頭殺処分。

仲間の酪農家が自殺したのをきっかけに

原発事故のせいで人生が滅茶苦茶にされたと

全国を講演して廻っているそうです。

会場に集まってくれた方達からも関心が薄れていると感じてるそう。


でもちょっと待てよ、

私が南相馬にある「にゃんこはうす」に通ってた時

必ず人の住まない飯館村を通過してました。

別に健康被害などはありません。

内陸部に在る飯館村は農業を中心とした高齢化の進む過疎の村です。

特産物は飯館牛等の畜産だから風評被害で売れなくなるのを懸念して

家畜は全て殺さざるを得なかったのです。

宮崎の口蹄疫や他の地域で鳥インフルエンザが発生した時にも

感染拡大を防ぐために全頭処分をしてたので

酪農家にとっては辛い決断に迫られるのでしょう。

それを全て「原発事故のせいだ!」という講演内容に飽きがくるのです。

津波で犠牲になった人や家畜には何の補償金もありませんし

講演で全国を飛び回っていられるのも東電が生活を補償してくれてるから。

私が繰り返し書いているのが

震災からの復興はどこかに責任を求めていては前に進まない

と思うのです。


むしろこの男性の息子さん、家庭を持ちながらも家業を継ぐ決断をし

酪農家として出発しようとした矢先に原発事故。

大家族、みんなで一緒に暮らす夢は破れたが

この息子さん、別の場所で酪農家として歩き出しているそうです。

取材をするなら前に向かって進んでいる息子さんの方ではないでしょうか?


どうも畜産をされている方って「差別を無くせ!」とか

解放同盟等の活動を以前から行っていた思想家が多い気がする。

原発反対を訴えたところで福島にとって何の解決にはならないのです!


そろそろ私のこうした主張にも飽きがくるかもしれないのでこの辺で。









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