2月より10年ぶりにとある事情でオフィスで仕事をしていた。
3月末に本採用で契約更新し6月末までの予定を覆し、
4月末で契約終了と相成った。(昨日が勤務終了日。ちょうど新月だね)
なにゆえ今さらオフィスなのか。
ものすごく歯がゆかったのだが、意味があることだと感じていた。
この場所で何を見出せるのかをずっと観察していた。
働き出してこれまでの「心の癖」や「やり残した感情」がわかった。
★他人の意向に沿いやすい
★他人と比較する
★仮想敵を作る
★0査定による否定感
★申し訳ないという感覚
などなど。
以上はこの40年を振り返る感じだった。
まだこんなものが残っているのかと泥炭たる思いがする。
それからサロンやセラピストという仕事について思いを新たにすることができた。
金銭というよりは他の面でさまざまな収穫があった。
久しぶりの事務仕事は意外と楽しかった。
データ修正という昔取った杵柄のような仕事と
ダブルチェック方式をとっているので人と協力することが、
苦痛どころか楽しささえあった。
(社員さんがみなさん穏やかで優しかった)
…が、心の中では娑婆のことは終わった感が満載。
また週3日で1日5hの夜シフトという働き方にしてしまったため
サロンとのバランスを崩してしまい、Wワークの難しさを痛感。
すでに2月末には心身ともに負荷がかかり辛かった。
またオフィスは行くたびに座席変更なので座席表があるのだが、
自分の名前があっても他の人がすでに座っていたりして、
週1回くらいの頻度で席がないことがあった。
(ひどいときは自分の名前さえないことも…)
これも「あー長くは勤務しないな~」と感じた理由。
中途半端な時間のシフトだったし、申し訳ないなと思いつつ…
なんだか肩身が狭かった。(そんなこと思う必要ないんだけど)
さらに3月中旬から新しい仕事内容のための研修に入った。
これがなかなか難しく手強い…覚えられず苦戦。
メモ帳など紙類は一切持ち込み禁止で家で復習はできない。
ときには研修中に他の仕事との行ったり来たりで集中できず…
「ここで辞めたら逃げになるかもしれないが、
これを無理して覚えたとしても、長期で働く気はないし、
そもそもWワークしてサロン業を逃げているのと同じじゃん
私のやりたいことはなんだ?」…と、自問自答。
この間、研修から次の研修まで10日ほど空いてくれたので、
もう一度、働き方や何をするのが自分にとって自然なのかを見直し。
最初は6月末の契約満了までと思っていたが、
もう待てないし、モチベーションも上がらない
途中で契約放棄になるのもどうかとも思ったが、
11日の出勤日。この日も研修+事務のダブルでどっちつかず。
もう我慢するのやめた!…で、退職を申し出た。
(満月だったし、もうどうにでもなれ!って)
契約満了というキレイな辞め方でなく、
「自分から辞める(宣言する)」というのも必要なことだった感じ。
退職を願い出て身も心も軽くなりました。
仕事中は私語厳禁だけど…
話せるチャンスがあるときに同期や仲良くなった人に
本業は「スピ系のセラピスト」と包み隠さず言うようにしていた。
あ、営業かけているわけではなく、自分に言い聞かせるために。
正々堂々とそこにいるために。
けっして問題解決しているわけではないけど、
ひとつのミッションが終了する感じです。
いったいこの先どうなるのかしら?
神のみぞ知る。