ニューヨーク原油はまちまち | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

ニューヨーク原油はまちまち

金は、ドル安・原油高やトルコ・ロシア緊張で上昇したが、前日高値にとどかなかったことや、米景気拡大を示す経済統計や米利上げ観測で前日安値を下回った。 銀は、ドル安や金の上昇で値を飛ばしたが、前日高値にとどかなかったことや、米景気拡大による米利上げ観測、ドル反発、金の反落で一時14ドルを下回った。

大豆の終値の前日比は8.00~11.75セント高、中心限月1月限は11.50セント高。1月限は、前日安値を維持したあとは、仕向け地不明の大口成約を好感、ドルの押しや原油の戻り、10日移動平均維持で前日高値を抜き、ファンドの買い戻しを誘って11月5日以来の高値に急伸した。アルゼンチンの輸出増加観測は無視された。 

コーンの終値の前日比は1.00~3.50セント高。中心限月の3月限は3.25セント高。3月限は、マイナスに転落したが、米感謝祭休日を控えた買い戻しで反発した。アルゼンチンの輸出増加観測が頭を押さえたが、大豆の上値追い、ドルの押し、原油の戻り、エタノール増産、農家の売り控えによる現物ベーシスの高止まりが強材料。

ニューヨーク原油はまちまち。終値の前営業日比は期近2限月が0.06~0.17ドル高、その他の限月は0.06ドル安~変わらず。中東情勢をめぐる軍事的緊張が高まるまでには至らず、原油在庫の増加などに圧迫されたが、あす26日はサンクスギビング・デー(感謝祭)の祝日のため休場となることから、米エネルギー情報局(EIA)統計発表後は安値修正へと転じた。