ただ今受験シーズン真っ只中ですね。
私の友人の娘さんも中学無事合格したと聞いて、
よかったなぁと
そして、娘さんのことは小さいときから知っているので、
もう中学生になるのかぁ
と、なんか感慨深い気持ちになりまして。
ふと思い出したエピソードが。
娘さんが小学4年生のころ、
アレルギー症状らしき鼻詰まりと目のかゆみにおそわれ、
友人は薬局で、小児用のアレルギー薬を購入しました。
カプセルで1日3回服用タイプ。
ところが、このころ娘さんはカプセル錠を飲んだ経験が
全くありませんでした。
友人が見守る中何度も挑戦しましたが、
水だけ飲みこんで薬だけが口に残るの繰り返し。
そのたびに娘さんは失望するような表情で、
「え~」
とつぶやく。
挙句の果てに、とうとうカプセルが口の中で溶けてしまい、
苦い味だけが無駄に広がるという、最悪の状況に
それを何回か繰り返し、やっとのことで飲み込んだそう。
でも、2回目からは、どうやらコツをつかんだらしくみごと成功
なんともご満悦な表情
かくして「カプセル錠」に自信がついたのか、
「学校にも持って行って飲むわ~」
と、逆に飲みたくて飲みたくてしょうがないのか
というリアクションだったとか。
そんな娘さんの話を語る友人を見ていて、
こう思ったものです。
親って、子供の成長過程をそばで見れるなんて、
幸せというかお得といか。
だって、カプセル錠が飲めるようになった今となっては、
飲めずに悪戦苦闘する姿やプロセスは、
もう二度と見ることはないわけで、
その二度とない瞬間を間近で見ていられることは、
実はすごく幸せなことなんじゃないかな~と
そして、
そんな貴重なことの積み重ねが成長するということなんだなぁ、と
そんなことを思い出し、
余計にしみじみしている夜なのです
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