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moon

通勤読書 586 夫が失踪、家も売られていたらどうする?

「ホイッスル」藤岡陽子

法律事務所の依頼者に比重を置いたもので
テミスの休息」の前の話。

依頼者の66歳の女性の身に起こったことは重い。

バカな夫だと思うが狂った人の判断基準は
予想がつかない。

信じていた人に裏切られる
精神的な打撃は周りが思っている以上にきつい。
裏切られたほうも狂ってしまいそうだ。

裁判ってお金もかかるけど、気力もいる。
そう思うと聡子は本当に頑張ったと思う

どんな老い方をするかはその人の意志で決められるものなのだ。
事務員の沢井さんの要所要所に挟まれる

「息子を育てる覚悟」みたいな真っ当さが結構好き。

本当に素晴らしかった。深夜の一気読み。おかげ様で今日は目がシパシパでした。


私はやっぱり、不貞行為は刑事罰でいいと思ってるけどね!

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ホイッスル
藤岡陽子
光文社

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