今日はAPUの定例会
本日の講師は先月に引き続き三上杏平先生。
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カラーグラフで読む精油の機能と効用―エッセンシャルオイルの作用と安全性を図解/フレグランスジャーナル社
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著書は多数ですが、特に私が愛用している2冊です。
先月のクレイの化学に続き、本日はヘンナの化学がテーマです。先生が普段触れていらっしゃる分野とは、かなり遠いところについてオーダーしたのにも関わらず、多方面から資料を集めてくださりました。感謝です
ヘナの色素成分ローソンについて、またヘナの薬理作用やその安全性について理解を深めます。
ヘナの薬理作用は、私が想像していた以上に多くの作用がありました。伝承療法では皮膚に塗布することで皮膚がんの抗がん剤としても有効だという文献もあり
ただ、ヘナは冷却作用があるとも言われているので、私個人の感想としては、インドはじめアフリカなどの熱帯の地域でそこに住む人たちが使うからこそ恩恵がある植物なのかもしれないな~と感じました。
安全性については、詳細を省きますが、十分考慮して使う必要があるものだと再認識しました。以前ナイアードさんにヘナ染め講座をしていただいたときにも伺いましたが、天然100%だから安全というものでもなく、また、原料の仕入れの段階で人口的な混ぜものがされている可能性もあり。
体質や品質を十分考慮して使う必要がありますね。
講座の終盤は、参加者と先生との質疑応答。これがまたヒートアップ
ヘナとは全く関係ない話題では、メントールがニコチンの代謝を阻害するとかボルネオールはメントールの匂いを消すとか興奮のネタが尽きず…
ということで、来年度の予定も本日決めました
「まだ死ねないなぁ~」なんて先生仰っていましたがまだまだAPUのメンバーをよろしくお願いいたします
今日は午後の部もあったんです
雪子さんが、ハマナス蒸留会を企画してくださいましたご縁がある無農薬自然栽培の農家さんより、摘みたてハマナスの花弁を送ってもらいましたよ
箱を空けたとたんにローズの芳しい香りにクラクラ~
いつ、どんなお天気で摘んでくれたのか、袋毎に記載してくださって…
各々少しずつ香りが違います
この時点で興奮冷めやらず。
匂い嗅いだり写真撮ったり、まったく先の工程に進みません(笑)
雪子さん愛用の蘭引きならぬ陶器の純引でスチームディスティレーション(水蒸気で蒸留する方法)を開始します!
そっか、蒸留している姿を撮影するのを忘れてしまいましたが花弁を入れた容器の写真奥にある陶器を上にかぶせて、その上に氷を乗せて火にかけます。
待つこと何分くらいだろう。
出ました!ローズの華やかな香りと、蒸留中に発する独特の芋臭さ(笑)にさらに興奮
雪子さん素敵!リトマス紙もご持参で
出てきたハーブウォーターはph6.5。
蒸留が終わったあとの花弁は、色素が抜けていますが、まだ十分に楽しめちゃう
ムチンなど粘液質がたっぷり残っているので、この後これを顔に貼って大喜び残念ながら私のカメラには収まっていませんが、かなりアホな画像が関係者のブログやFBで拝めるかと
花弁と一緒に送ってくださったローズヒップ。
フレッシュ美味しい
驚きはこの葉です。素晴らしい香り
秋のハマナスは香りが弱いのだとか。春はこんなもんじゃない!そうです春に一度伺いたいなぁ~
夕方野暮用がありましたので、私は蒸留途中でお暇させていただきましたが、帰りの電車で、爆睡。そして、帰宅後出ました
ってすみませんいきなり…
ローズって鎮静作用の他や強肝作用があって緩下作用(おなかが緩くなる)もあるんですよね。便秘なんてしたことない私ですし、今日だって2回出てるのに(聞いてないってか?)、もよおしちゃうって…きっとローズ効果だと思う~
そういえばランチ後に赤い顔していた広子さんは、ローズ水を塗布したとたん酔いが覚めたとかで、白い顔に戻ってましたし。
蒸留していた時のあの香りで、かなりデトックスしちゃったかも
あ~、このメンバーと過ごすのは、本当に楽しいのでしたありがとうございました
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