大暑入りした今日、何?この涼しさ土用入りしていますが、梅雨も明けないから梅干しも干せません。ま、水がめに雨が降らないことに比べれば、どうでもいい話なんですが…
ずっといいのを探していたのが、今日やっと手に入りました
大葉の苗。っつうか苗???デカッ
近所のホームセンターや園芸家さんを数件回りましたが、どうもしょっぱい苗しかなくて、ぐるっぺさんで無農薬の大株、ゲットできました~実は去年から密かに狙っていましたが、なかなか出なかったのよね。帰宅してすぐにプランターに植えましたが、思いの外おっきかったので、もともと植えてあったこちらは隅っこに移動させられて…
この調子だと、淘汰されるだろうな~これ、セントジョーンズワートというハーブ。春に苗を植えて、夏至の頃には黄色い花が咲く予定でした。その黄色い花はヒペリシンという油溶性の色素を持っていて、オイルに漬けるそれはそれは鮮やかな赤色が採れる…筈でした。
が、花が咲くどころか、枯れる、というか溶けるような感じでその存在感すら危うくなっている有様でハーブを育てるのであんまり失敗したことないんだけどなぁ。このハーブの効能は、有名なところで抗鬱作用。・・・今のところ必要ないけどね
では今週のアロマストレッチ!
『大暑ブレンド』
アンゼリカルート(セリ科:ミドルノート)
今日は涼しかったですが、これから暑さ真っ盛りになるはず。夏は五行で「火」にあたります。真夏の太陽がギラギラするように、火が炎上するような状態ですね。心身でもそれが起こりやすい時と言えます。燃え上がるような何とかとか(笑)情熱を持って何かに取り組むとか、まあそのようなイメージですが、何事もバランスが大切で、度が過ぎると心身に触ります。
心身症状としては、循環器系や情緒(心)の状態が出やすいとき。頭部が火照る、舌が炎症を起こす、些細なことを気にして不眠になるなども「火」のバランスが崩れて起こる典型例です。「火」の感情は「喜」なので、喜びが過ぎて、浮かれた状態になると知らず知らずのうちに体が壊れることに。(←他人事とは思えない・汗笑)
今日はその「火」の働きを制御する「水」のエレメンントに対応するゼラニウムと、「火」と親子関係にある「木」のエレメントに対応するアンゼリカルートとビターオレンジを使いました。
ゼラニウムは暑い季節、余分な熱を冷まして浮腫みを改善することを助けてくれます。アンゼリカルートは生薬で使われる当帰の西洋種です。
これは当帰の花です。生薬は根を乾燥したもので、血の巡りを改善することから婦人病の治療薬によく使われています。
何を隠そうワタクシも、こーねんきで「当帰芍薬散」という漢方飲んでます。私の場合、血虚という、東洋医学的言う貧血状態です生薬じゃなく顆粒状のものを服用していますが、「~散」と表記される漢方は、生薬を粉砕した形状の薬なので、「~湯」といった剤型の漢方より本来は香りの効果も重要なところ(なんです)。
顆粒状のものだと、本来の処方より揮発した精油成分を嗅げる割合が減る筈で、ということは、私にとってアンゼリカルートの香りはちょっと大事な香り成分なわけであります。
夏バテ防止にいいかも~
先週のゲリラ豪雨で、ベランダのゼラニウムはくた~っと倒れてしまいました。かなりくたびれた状態のものをカットして、先日蒸留しました。
今日はロクな写真がないですが1リットル以上のハーブウォーター取れましたこの夏の化粧水はこれでいきますよ~・・・しっかし冷蔵庫がハーブウォーターだらけで大変です
書きたいことは山ほどありますが、今日はこの辺で。
素敵な週末を~