MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

執拗なまでの警告 -大宮4.17SPECIAL-

2014-04-17 00:00:00 | Weblog


大宮4.17。

言わずとも知れた、今から7年前の今日、

埼玉県さいたま市大宮区にある、

大宮ソニック・シティで行われた伝説のライヴだ。

大宮前にあたる鹿児島公演前に、氷室は体調を崩して、

鹿児島中止での、まさに病み上がり1発目に行われたのが、

2007年4月17日の「IN THE MOOD TOUR 大宮ソニックシティ」だった。


『KISS ME』で魅せた、狂気ともとれぬあの "氷室狂介" は、

今も尚、強く目に焼き付いている。

メロディアスな曲、KISS MEを、

狂ったようなヘッド・バンキングで歌い、

ギターソロでは、

ハカダンスよろしく、腰を落とすように構えて、

自身の太ももを拳で叩きつづけるという、

まさにそれは、ステージで魅せた自虐行為、、

そう、そのステージを乗り切る為の、

「スーサイド・ミッション」だったと言っても過言ではない、

狂人、氷室京介がいたのだ。

その数年後の、2011年1月26日の『BORDERLESS TOUR』の時に、

氷室は、大宮4.17以来になる同会場のステージに立ち、

そして、意味深のあるMCをしたのは記憶に新しいだろう。

「原因不明の知恵熱が出てしまった」という話である。

知恵熱というものは、別に、体調がすぐれないとか風邪をひいたとか、

或いは、何か無理をしたのだとか、

一切の思い当たる節がないのにも関わらず、

まさに原因不明のままで熱を抱え込まされてしまうというもの。

大宮2DAYSの2日目の時に、前日に発症した知恵熱の話をし、

そして2日目のその日、、その客席には、

ファンの間では、その交友関係が知られている、

XjapanのYOSHIKI氏が訪れ、そのステージを見届けた。

(金髪外人美女同伴+GLAYのTAKURO氏とHISASHI氏も同席)

まさに色々な意味で、曰くのつく会場、大宮ソニックシティだが、

それでも、前回のライヴの時は、「KISS ME」の披露は、"見送った" のだった。

或いは氷室自身も、そう思ったかも知れないだろう。

KISS MEだけはやらないでおこうかな…、、と。

大宮4.17を知る者ならば、そこに一切の異論は唱えない賢明な考え。

或いはそれを見送ることによって、

いや、それを避けることによって、

その舞台を無事に乗り切ることが出来るのならば、

或いは最も得策であった立ち回りだと言えただろう。

しかしそれでも尚、、、

保険を打っても尚、熱を発症する、、、

そう、その舞台に潜む、兆候を呼び起してしまったのだった。

そして、今回のツアーで魅せるかも知れぬ、KISS ME。

大宮4.17以来になる、あのステージでのKISS ME。

狂おしいほどの、、KISS ME。

それは氷室京介の覚悟であるのか、

或いは、あの日の落とし前なのか、

それとも、、、


今一度、大宮4.17の気色を欲しているのか。



果たして氷室は、大宮ソニックシティで「KISS ME」を歌うのだろうか。

俺は、そこでつける "ケリ" を見届けたい反面、

氷室の身に何か起きるんじゃないかとも、心配である。


ヒムロック。

どうか大宮でのKISS MEにだけには慎重になってください。

そう、

お体だけはどうぞ大事に。





http://blog.goo.ne.jp/midnight_xxx/鬼神4.17







          
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