フランス訪問記【ミレジムビオ1日目】

 

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いよいよ今日から世界最大のオーガニックワイン展示会「ミレジムビオ」がスタートします。

マヴィは1998年の創立当初からこの展示会に参加していますが、当時は規模も小さかったのが今では世界中から800を超えるオーガニックワインの造り手が集まる巨大なものになりました。

今日は朝10時からスタート。
ここが会場入り口。今年の会場は南仏マルセイユなので門に船のモチーフが。

 

入り口を通って
 

 

中にはたくさんのワインブース、世界中からワインバイヤーを迎えます。

 

ここはマヴィのワイン生産者もたくさん参加しています。さっそく近況や昨年の天候はどうだったかを聞きながら、新しいワインの出来をチェックして行きます。
 

 

フランス、ボルドーのピヴァさん。話し出すと止まらないジャンリュックお父さんと、その娘いつも美人なしっかり者のサンドリーヌちゃん。

今年のミレジムビオのコンクールでは、造る白ワイン、アントルドゥーメールのポミエとラルケが何と2つとも受賞していました。ここはいつも受賞数が多いですが、さすがです。



 

フランス、プロヴァンスの陽気な南仏男、アランさん。
ここは毎年安心のクオリティですが、今回も間違いなしの美味しさでした。

2016年はどんな年だったか聞くと「とっても良かった」そうで、何と26年やってて一番の良い年だったそうです！
理由を聞くと「全てお天気だよ」とさりげないですが、さらに聞いてみると、「正確に言うと収穫の前に少し雨が降るのを待って、ちょうど良いタイミングで収穫が出来たからだね。他のワイナリーは全部取っちゃってたけど」
とのことでした。
良いお天気に加えて、アランさんの経験や研究から来る判断が最高の結果を生んだようです。さっすが！


 

そしてフランス、ラングドックのタリさん夫妻。
手に持ってるのはまもなく到着の本数限定ワイン「シャルドネ2016」。
2016年の状況を聞くと、プロヴァンスとは違い、難しい年だったようで、何と量が半分になってしまったとのこと。
夏の間すごく乾燥していて、オーガニック農法は畑に草を残しているから、水を草が全部持って行ってしまい、出来た実のクオリティは悪くないけど、量が実もジュースも少なかったそうです。

さっそく「シャルドネ2016」試飲してみました。
グラスを近づけるととってもフルーティ！洋梨や花の香りに、ほんの少しだけ白いスパイスやバターを感じます。
飲み口は軽やかで、柔らかい果実味が広がり、今回もまさに春にぴったりの味わい。

今回、ホテルのオーナーで料理を全て作っていた方と一緒に試飲したのですが、
「これは美味しい。日本人がお料理に合わせて求める要素が全てあるね」
との嬉しいお言葉を頂きました。

到着した後、いろいろなお料理と合わせてみるのが楽しみです。

 

 

（野口）
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マヴィスタッフO　

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