こちらは旦那が横浜から帰宅した、月曜の夜に食べるつもりだった晩御飯です。
長距離のドライブをこなさないといけない旦那に、帰って来た日、何が食べたい？ご褒美になんでも作っといて上げる！と言ったら、叉焼とリクエスト。その日のうちにスーパーに行き、５００ｇ違い豚バラブロックを買って来ました。
前回、この叉焼は里芋を使って作りました。今回も作り方はその時とほぼ同じ。組み合わせる野菜を大根に代えました。私のお弁当のおかずも兼ね、煮汁を増やして大量に大根を煮込んだわ！
トロトロ大根入り叉焼
大根は下茹でしてから、前回の方法でほぼ完全脂抜きした豚バラブロックを一緒に煮ましたよ。
そして今回、焼いた豚バラを茹でる際に、鶏皮も加えて一緒にグツグツとボイルしました。
鶏皮はその後カリカリになるまでフライパンで焼いておきました。鶏皮はこうすると、本当便利な食材！
鶏皮を加えて豚バラをボイルしたのは、ラーメン屋さんの豚の骨と鶏ガラで取る濃厚なストックに近いものを取りたかったから。
豚バラは脂身が恐ろしいほど多いけれど、こうやって叉焼を煮ると、冷めても表面に白く固まった脂肪が浮きません。味は濃厚なのにとってもヘルシー。
そうそう、この叉焼を煮込む前日、最高に嬉しいことがありました！
私、野菜やお肉はスーパーの見切り品ばっか狙って買っていますが、１つだけ、高いのに絶対に譲らないものがあるの。それは、旦那のために使う糖質＆カロリーゼロのラカント。
けどね、このラカント、やたらめったら高いのよ！１５０ｇ入りで５００円もする！
なもんだから、GI値の低い本みりんを少し多めに使い、高価なラカントの量をセーブしながら毎回料理を作っています。
その私の苦労を分かっているお友達が、ラカントを送ってくれたの！しかも、８００ｇも入ったお徳用大袋！
毎回スーパーでその大袋を目にするんだ。値段的には絶対にそっちの方がお得なんだけれど、普通の砂糖がセールの日には１キロ１００円くらいで買えるのに、１キロにも満たないラカントに３千円近いお金を出すのが憚られ、毎回ちまちま小袋を買っています。
箱を開封してこの大袋のラカントが出てきた時、マジ、涙出るほど嬉しかったよ！なんて気の利いた心のこもったプレゼント！と、嬉しくて、嬉しくてたまらなかった。
あんまり嬉しかったから、今回の叉焼にはラカントを大胆に使ったワン。送ってくれたお友達に心から感謝です！
そして、私も人にプレゼントするのが好きな質なので、もらった人が、今回の私のように、心から喜べるプレゼントを選ばないといけないなぁ．．．と学びもしました。
叉焼は炒飯と一緒に食べたいと言うので、パラパラ炒飯を炒めました。
実は、今回の食卓はただの完璧な『まごわやさしい』と言うだけじゃなく、食材をどう工夫して全く無駄なく食べるかの見本にもなる食卓なんですよ。
豚バラブロックと一緒にボイルし、カリカリに焼いた鶏皮。それをこの炒飯に、ハムや叉焼の代わりに使っているのです。香ばしくてとっても美味しかったわ！鶏皮の利用法として、ぜひ試してみ下さいませ。
サラダはマロニーちゃんの中華サラダ。
マロニーちゃんは芋で出来ているでしょう。糖尿病の旦那には緑豆の春雨の方がいいんだけれど、春雨って当たり外れが多いので、サラダには毎回同じ仕上がりになるマロニーちゃんがオススメ。
豆板醤をたっぷり加えているのでピリ辛。御飯のおかずとしてだけじゃなく、私はこれをヌードル代わりにパクパク一人で完食したいほど好き。
スープはもやしとわかめの中華スープ。
もうお気づきだと思いますが、このスープには豚バラと鶏皮をボイルしたストックを使っています。完全に脂肪抜きしてクリアーにしたスープだから、豚と鶏の風味は聞いていますが、ラーメン屋のスープみたいに脂ギトギトではありません。さっぱり！
叉焼は今回もとっても美味しかった。卵は一緒に煮ると固ゆででドライになるのがあまり好きじゃないので、朝のうちに煮て、冷めてからトロトロ茹で卵を漬け、食事前に卵だけ取り出してもう一度再加熱するといいですよ。
大根はトロトロ！これマジ、ご飯がススム君、体はコエル君！
食べたかった叉焼と炒飯を食べた旦那は大満足。私も大満足な晩御飯でした。
さて、私は今日からまた新しい現場でお仕事を始めました。先週までのいけ好かない上司の居る現場と違い、人間関係はバッチリ、食堂も、洗面所も清潔で居心地良いい！
この時期、派遣のお仕事がめっさ少なくて、仕事にあぶれて困っている人が多いと言うのに、当分その悩みを抱えなくて済むことに、心から感謝しています。
