キッキ卒園
キッキ、無事に卒園しました。
3年間、本当にあっという間でした。
入園してからブログを全然書けてなかったので、
入園前のふなっしー状態のキッキで
みなさんの記憶は止まってるかと思うのですが、
やはり年少〜年中の中盤くらいまでは
期待を裏切らない大変さだったわ〜
言葉がつたないのはもちろん、
団体行動ができない、
給食は白米しか食べない、
所構わず寝る、
常に副担任の先生に抱っこされて移動してる、
etc、etc、、、
といった状態でー。
年少の時の運動会は、
かけっこのみ水を得た魚のように参加し、
あとの種目は座って砂いじりして終わったし...
発表会は、キッキのクラスの幕が開いたと思いきや、
おや、うちの子はいずこへ？状態で、
ふと見ると舞台袖で 泣きながら先生に抱っこされてたし...
みんなが授業の間、
教室の隅に布団を敷いてもらって寝ていたり...
しかも教室が使えない時は園長先生の部屋で寝かせてもらっていたらしい...ひ～
園で撮ってもらった写真を見ると、
基本的にいつも先生の傍に配置されていたし...
なので、
どうして、どうしてうちの子だけ
みんなと同じことができないんだろう、
とすごく悩んだけれど、先生がいつも
「お母さん、大丈夫ですよ」
と言ってくれたことに、
「キッキくんはできないんじゃなくて、
たぶんこれこれこういう気持ちだったので
気分が乗らなかっただけなんですよ。」
といつもキッキの気持ちを察していてくれたことに、
どれだけ励まされ、助けられたかわかりません。
年中の夏くらいまでは
ことごとくそんな調子のキッキでしたが、
夏休み明けくらいから急に言葉が増え、
(この頃、通っていた発育相談でも、
2年遅れと診断されていた言葉が、半年遅れと飛躍的に改善された)
そして秋の発表会と運動会では
無事に全項目に参加。
年長の最後の発表会では、
お遊戯の代表の挨拶や、劇の独白を
「きっとキッキくんならできる」
と先生が信じて任せてくれて、
キッキもそれに応えることができました。
最後、センターでビシッと決めた銀河鉄道999(ゴダイゴのほうじゃないよ)では、
もうこんな晴れ舞台はないんじゃないかってくらい、
かーさん涙が止まらんかったわよ...
なので、卒園式もばっちりでした。
入園式で、
式場内を駆け回るキッキを取り押さえ、
周りの方々に平謝りし、
最後は疲れたと泣いてぐずる
ハトヤのマグロ状態のキッキを抱えて写真撮影したときは、
こんな安心して卒園式に臨むキッキを見ていられるとは
夢にも思っていませんでしたとも。
いつも全体で見守ってくれた先生方に
愛情いっぱい育ててもらったんだなぁと感謝しかない。
なので、式の最中は周りにドン引かれそうなくらいに
号泣したわよね...
強面だと思っていた園長先生の、
涙でしゃべれなくなってしまったスピーチ。
ずっと一緒にいれたらいいのに、と泣いた
3年間お世話になった担任の先生の最後の言葉。
受け持ちでなくなっても、
ずっと気にかけて見守ってくれ、
行事のたびにキッキの成長を泣いて喜んでくれた
年少時代の副担任の先生。
ケンカもしたけど、
一緒に遊ぼう！と仲良くしてくれて
キッキのつたない部分を助けてくれた友達。
キッキの初めての学び舎が
この幼稚園で本当によかった。
キッキは大きくなったら、
幼稚園時代のことは ぼんやりとした思い出になって、
経験したことも、先生の顔も忘れてしまうかもしれないけど、
わたしはきっとずっと、一生忘れません。
キッキ、卒園おめでとう！