尖閣沖の接続水域あたりは海保と海自の船が中国漁船に取り囲まれている状況です。
漁師さんの話ですが、「細身の木造船でオーバースペックのエンジンつけて灯火消して突っ込んでこられたことがあって怖かった。」ということです。見つかると領海ギリギリまで逃げるそうなのでいたちごっこになります。こうやって日本の漁船をすこしずつ操業不能に追い込みます。
数が圧倒的に多いため、小さな漁船対処はすでにあきらめ、公船だけ追い回してます。圧倒的に物量が足らないからせめて公船だけでも領海に近づいてきたら対処するわけです。
こちらが1で相手が100ならやりたい放題になるのは当然です。向こうは本気で予算かけてやってますが、こちらは前年の予算を超えない程度、前年度より燃料費は削減していますから、前年よりはさらに控えめな対処になります。
カネがなきゃ戦えません。
本気で予算を投入して国境の島を取りに来ている中国相手に、前年度より安い予算内で対処しようとする節約が第一の国日本。話になりませんわ。
昨年よりも安い燃料代で追いかけれる程度の対処でいいいと国が自衛隊や海保に行っているわけですから、当然、中国優位のラインが広がり、我が国の守りは後退していきます。当たり前ですよね。
燃料がなかったら手漕ぎで追いかけろとかいう根性論じゃ何も解決しませんわ。