陰謀論考察:「フッ素とケムトレイル」ってなんだろ? | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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非科学的な陰謀論ってあんまり興味がないので、つい先日まで「ケムトレイル」っていう名前の非科学的な信仰を知らなかった。

 

ある人のタイムライン上の記述

 


>このような計画に基づき、グローバリスト達は、世界の人口を削減する為に大気中にはケムトレイルを撒き、水道水にフッ素を混入し、遺伝子組み換え食品を世界中に供給している。

 

これをみてなんか私の知らない陰謀論があるらしいと初めて知った。

 

なんだかわからないものは、「ケムトレイル デマ」でググってみる。

ちなみにフッ素陰謀論はずーっと前に歯科医のみなさんに懇切丁寧に論破レクチャーをいただいた。
遺伝子組み換え食品陰謀論も、普通にググればあるので解説はしない。

 

非科学的な陰謀論にだまされる人はさらに低量放射線とかも怖がるのだろうし、ありとあらゆるものにだまされ、高額なエコだの無農薬だの民間療法だのに心酔し、そちらの世界のお得意様になる。

 

たぶん、ここを読んでらっしゃるみなさんは聡明な人が多いのだろうから、騙されないとはおもうけど、


 

フッ素についてはかなり前にこんな記事を私は書いています。

 


フッ素のデマに注意しましょ。

http://ameblo.jp/calorstars/entry-12040649336.html

 

 

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フッ素陰謀論はかなり古いらしい。

 

  • 1950年代:共産主義者による陰謀とする説。(陰謀論)
  • 1960年代:自然環境、水質汚染による公害の懸念
  • 1970年代:米国政府・医療界・産業界による陰謀
  • 1980年代:後天性免疫不全症候群やアルツハイマー型痴呆との関連の懸念
  • 1990年代:骨盤骨折とガンとの関連の懸念
  • 2000年代:鉛とヒ素の毒性に関連した過剰摂取による毒性の懸念

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こういう話って、医療報告書の誤読が広まるなどのいろいろな経緯があるんだけど・・・フッ素も同じようなこと。

過去に「フ口リデーションされている地域の人々は癌による死亡率が高い」という報告がありました。しかし、これは米国で調査されたデータを誤って解釈したもので完全に間違いであることが分かりました
 

〇過量なフッ化物の摂取によって骨にフッ化物が蓄積すると、骨フッ素症が生じます。飲料水のフッ化物濃度についていうと、ヒトの骨フッ素症の発現が確認されている最低のフッ化物濃度は、水道水フロリデーションの至適濃度(0.7~1.2ppm)のおよそ8倍です。

 

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何でもそうですが、用法容量をまちがって使うとダメなのだけど、大騒ぎする人はともかく少しでも危険という話がでると騒ぎます。

 

少し前に話題になった水素吸引とかも実はある一定量以上に空気中に水素が増えると爆発する危険があるんですが、なぜか騒ぎませんでしたよね。

フッ素についてはこのあたりを読んでおくといいかと思います。日本の水道水は基準量がありますから、意図的に操作しない限り問題ないですし、水道水を意図的に操作するのは違法です。

 

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で私のしらなかったケムトレイルという陰謀論。

 

Wikipediaをググるとこうあります。

Chem-Trail, (ケム・トレイル) なる語は2004年にエイミー・ワージントンが用い始め、「ある殺人的プロジェクトに係わる航空機から散布された何トンもの微粒子状物質」で「アスベスト、バリウム塩、アルミニウム、放射性トリウムなどを含む有毒金属を含んで」おり「アメリカ国防総省、アメリカエネルギー省、国立研究機関、大学、民間の防衛産業、製薬会社などが係わっている巨大な組織」が推進し、「航空機から散布された何トンもの微粒子状物質は、大気を高電荷の導電性プラズマにし」「­­地震を引き起こす地殻操作兵器などのために、荷電した大気を人為的に操作するためのものである」[1]と主張しているが、具体的根拠や統計的数値や、「微粒子状物質が大気を高電荷の導電性プラズマにする」メカニズムと人為的操作で地震を引き起こす「人為的操作」の具体的技術は示していない。

存在を信じる人々は以下の主張をしている。

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もうこの段階で怪しさ満載です。

  • ケム・トレイルは通常の飛行機雲と比較すると、航跡がより長く残留して拡がり、独特な雲に変化していくことが多い。
  • 大気中に残留化学物質などが確認され、周辺地域で健康被害が報告されることがある、出現の直前に軍用機などが飛行している。散布後にヘリコプター飛来の報告がある。
  • 皮膚の下を寄生虫のようなものが蠢くモルジェロンズ病)の原因をケム・トレイルだと主張する者もおり、ケム・トレイルを取り上げたサイトの多くで関連性が指摘されている。
    • ただし、「モルジェロンズ病」は医学界で存在を認められた病気ではない。「皮膚の下を虫が蠢く(感じがする)」のは、「皮膚寄生虫妄想」と呼ばれる統合失調症やうつ病、アルコール使用障害に多く見られる症状である。
  • 世界各国での散布状況を撮影したとするビデオ]を公開し単なる飛行機雲ではないと主張している。
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なるほど、私が知らなかっただけのことはある。最初の段階からどこも信じるに足るものがない陰謀論だったんですね。(;´・ω・)

こんなの信じているひとがいるのか・・・ びっくりしました。

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ググると以外にいっぱいいるんですよね。ケムトレイル信者。

いちおう、ケムトレイルを論破しているサイトを貼っておきますね。

http://contrail951.blog.fc2.com/blog-entry-41.html


まあ、私も昔はいろいろなものにだまされ、むちゃくちゃ高い野菜を買っていた人なので、気の迷いはあるんだろうと思うけど、早いうちにきちんとした医師や歯科医、科学者とお友達になり、どうせなら有益なものにお金を使ったほうがいいと思いますよ。

 

 


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