四国へのPAC3配備の意義。 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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民進党議員がPAC3配備してくれといったこと。

 
これってすごいなーって思う。


 
今日、15日にグァム、ハワイ、もしくは米軍本土にむけて北朝鮮は4発のICBMを撃つのじゃないかといわれてたんだけど・・・。こう書いている間にも発射されるのかもしれないなぁとおもってたら、

金委員長「米行動少し見守る」=グアム沖への発射準備完了-北朝鮮 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081500222&g=prk 今日はないのかも・・・w

でも、いつ撃たれるかわからないものを待っていても仕方ないので先に書いておく。
 
 
今回北朝鮮が撃つのは米国に向けてということで、グァムに向けて撃つとなると、中国地方、四国を通る。非情に高い高度を通るので、PAC3の射程の
 
「射程距離で20km、最高高度で15000mって言われてる。なので半径20km、高さ15kmのドームの中のミサイルだけが撃ち落とせる。」

この範囲しか撃てないPAC3配備だと順調にグァムに飛んだとしたら高すぎて絶対届かない。だからPAC3を撃つことはない。でも、すでに配備されているよね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170812-00000100-mai-soci.view-000
 
こちらの記事などで紹介されているとおりです。
 
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この民進党議員さんの意図は、高い高度をとんでいき四国に着弾することはないだろうけど、万が一ブースターが落ちて来たり、ミサイルの不備で落下してきた場合に四国を守るためにPAC3を配備しろということなのだとおもうが、民進党議員がそう希望して配備させたのはまちがいない。

 
でもね。これ民進党など野党が徹底的に反対していた平和安全法制のこの部分の理念に沿った動きなのです。
 
 
我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容される
 
同盟国への攻撃に対して、自衛隊が対処したら戦争になるって民進党言ってませんでしたっけ???
 
 
注意注意注意注意
米軍と協力して、米国と我が国を守るためにPAC配備しろ 
集団的自衛権の発動
 
を願い出たのは民進党  玉木議員ってことです。
注意注意注意注意
 
そうなんですよ。同盟国への攻撃で我が国への脅威となる場合は、当然対処しなきゃいけないこと起こったじゃないですか?
 
必要だったでしょ?
 
今回、自衛隊のPAC3だけでなく、米軍のイージス艦も自国を守るために展開しているはずなので、自衛隊はあくまでもバックアップですが、今回のPAC3の配備は民進党議員さんも必要といっていますし、平和安全法制必要だったでしょ??
 
米軍との協力しないと国が守れないこと自覚したでしょ?
 
ということです。
 
 
PAC3の性能など当然アメリカさんはご存じですから、四国への配備したPAC3が撃たないだろうと思っていることは当然ですが、日米同盟関係の確認。平和安全法制後の初めての同盟国への攻撃に対処する自衛隊の行動が、野党からも支持され、必要だと思われたという大事なポイントをこれで稼いだわけです。

 
 

香川選出の民進党・玉木雄一郎氏「四国にもPAC3を」http://www.sankei.com/politics/news/170810/plt1708100023-n1.html

 
ここんとこ大事なので覚えておくといいですよ。
 
射程の話とかはこちら。
https://ameblo.jp/calorstars/entry-12301142742.html
 

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