衆院総選挙の大義を云々している方へ
【北朝鮮情勢】
北朝鮮が小型核弾頭を搭載した大陸間弾道弾(ICBM)を完成させるまでの猶予はあと1年。
「衆院の任期はあと1年2ヶ月あるじゃないか!!」なんて悠長なことを言っていられないのです。
ちなみに、
10月18日 中国共産党大会
11月 4日 トランプ大統領訪
ここまでは不測の事態は起こらないが、それ以降、来年の秋までに北朝鮮情勢は益々緊迫の度合いを深めます。
仮に今回の総選挙を「政治的空白」と評するとして、では、今を置いてどこでそんな政治日程を組めるのか?ということです。
【経済情勢】
経済という点では、アベノミクスが評価を二分していますね。
マクロ的には企業収益、雇用状況は「過去最高」を更新しています(報道されないけど)が、ミクロでは個々人が景気回復を実感するところまで「あと一息」というところ。国民の全体が景気回復を実感できるまでの道筋を示し、さらにその先にある日本の発展プランを示す必要があるわけです。
衆院総選挙は少なくとも上記の2点において十分に大義があるということ。
耳触りの良い、継ぎ接ぎのような政策を並べるだけの、八方美人と表現する以外にない何処ぞの新党の代表さんは、そこまで考えてモノを言っているのですかね?
つまり、これですわ。
【国難突破解散】
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一つ前のブログでも書いた通り、日本に差し迫った危機があり、自衛隊が動けるために少しでも法改正が(出来たら憲法改正)するための最後のチャンスが今ってこと。
これが大儀です。
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ちなみに、憲法改正には衆参両院で2/3以上の多数で可決動議を出し、国民投票で過半数の承認を得ないとダメというハードルの高さです。
日本の政党別国会議員議席数
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2017 7/10時点
現在参議院が 総議席数242 2/3は162以上の多数
自由民主党 121 |
民進党 49 |
公明党 25 |
日本共産党 14 |
おおさか維新の会 12 |
その他 21 |
291
73
41
35
21
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この自公勢力が維持できれば憲法改正動議は参議院がうごいてくれればできる。
都民ファーストとかに流れる票があればできなくなる。
野党の数を増やして憲法改正を議論させている時間はもうない。12月にも始まる可能性があるわけでさっさとやってしまわないと間に合わないということわかる人が東京都にどれだけいるのかということです。
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なんかとっても、無理って思う。東京が豊かに発展する東京オリンピックを自ら潰す都知事を選んでしまうところだもの。
今度の選挙、我が国にミサイル爆撃や大規模テロが来る直前の生死を分ける重大な局面なんだけど、東京が自ら墓穴を掘る気がしてならないんだよねー。何でも反対、これまで決まってきた東京オリンピック構想をつぶした上、その後の手当の入札を取り仕切ることもできず、築地を売らなければ豊洲移転費用が捻出できないというお金の動きすら理解できない都知事がこの局面で国政もただただ反対するだけとか起こる気がしてならないんですよー。
忘れたふりをしても覚えているのにねー。
ともかく政府批判すればいいという発想ではこれからの軍事危機に耐えられない。そのことを理解してくれる人が東京にどれだけいるかなぁというのが大きなポイント。それで危機対処がどれくらいできるか決まるわ。