イタリア・セリエAは現地時間29日に第9節の8試合が行なわれ、

本田圭佑が所属するミランはアウェイでカリアリと1対1で引き分けた。

長友佑都所属のインテルは、本拠地でサンプドリアを1対0で下している。

 前節フィオレンティーナと引き分けて連勝が2でストップしたミランは、カリアリと対戦。

立ち上がりからイバルボを中心とした攻めに苦しめられると、

24分にサウのクロスからイバルボに頭で決められ先制を許す。

それでもGKアッビアーティのセーブなどで追加点を許さずにいると、

34分にボナヴェントゥーラのループシュートで試合を振り出しに戻す。

 その後は、どちらも勝ち越しゴールを挙げることはできず。

ミランは苦しみながらも勝ち点1を拾った。

開幕から全試合先発中の本田は、2試合連続のフル出場を果たしている。

 好調サンプドリアをホームに迎えたインテルは、

スコアレスで迎えた後半ロスタイムにイカルディがPKを沈め、

土壇場で勝利をもぎ取った。

負傷を抱える長友は、リーグ戦4試合連続の欠場となっている。

 開幕から7勝1分けで首位を走るユヴェントスは、

敵地でジェノアに0対1で敗れ今季初黒星。

ユーヴェはリョレンテやモラタがゴールに迫るも、

ポストやGKペリンの好守に阻まれネットを揺らせず。

すると後半ロスタイムにアントニーニに決勝点を奪われ、

守護神ブッフォンのユーヴェでの500試合出場というメモリアルマッチを落としている。

 ユーヴェを追う2位ローマは、本拠地でチェゼーナに2対0と勝利。

9分にカウンターからデストロのゴールで先制すると、

81分にCKの流れからデロッシが追加点を挙げて、しっかりと勝ち点3を手にした。

 この日行なわれたそのほかの試合では、

ナポリがアタランタと1対1で引き分け、

フィオレンティーナはウディネーゼに3対0で快勝。

パレルモはキエーヴォを1対0で下し、パルマはトリノに0対1で敗れている。

 この結果、ローマが勝ち点を22に伸ばし、ユーヴェと並び首位タイに。

勝ち点を16に伸ばしたミランは、サンプドリア、ウディネーゼと並び3位タイに浮上した。

インテルは同15で6位タイとなっている。(STATS-AP)