米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは

現地時間28日、テキサス州TPCサンアントニオで

第3ラウンドの競技を終了。

大半の選手がスコアを伸ばせず苦しむ中、

単独首位から出たジミー・ウォーカー(米)が

3アンダー69と安定したプレーを披露。

通算9アンダーでリーダーボードのトップを守った。(ISM)

 ウォーカーは4番までボギーが1つ先行するも、

6番、8番でバーディを奪い前半を1アンダーで折り返す。

後半は1バーディ、1ボギーで迎えた上がり2ホールを連続バーディとし、

6バーディ、3ボギー。

今大会の会場から35分のところに住居を構えるウォーカーは

後続に4打差をつけて、優勝に王手。

今季ここまでの19大会で19人の優勝者が出ている米ツアーだが、

今季2勝目一番乗りとなるだろうか。

 一方、通算5アンダーの単独2位につけたのは、

テキサス出身のジョーダン・スピース(米)。

6バーディを奪ったものの、

16番パー3でダブルボギーを喫したのが大きく響き、

1アンダー71でホールアウト。

しかし、強風も予想されるコンディションでは

最後まで何が起こるかは分からない。

最終日最終組のウォーカーとスピースによる“地元対決”は、

ギャラリーの声援も含め、大きな盛り上がりとなりそうだ。

 昨季年間王者のビリー・ホーシェル(米)が通算3アンダーの単独3位。

ザック・ジョンソン(米)ら5人が通算2アンダーの4位タイで並んでいる。

フィル・ミケルソン(米)は14番パー5でイーグルを奪ったものの、

2オーバー74で通算イーブンパー12位タイに後退。

ダスティン・ジョンソン(米)は、

この日のベストスコアタイとなる4アンダー68をマークし、

通算2オーバー18位タイと大きく順位を上げている。