ニューオーリンズ・ペリカンズは現地1日、アンソニー・デイビス(22)と

5年総額1億4000万ドル(約172億7000万円)ほどの延長契約に合意したことが、

事情に詳しい関係者の話で分かった。

 正式契約は後日となるが、

デイビスは、日付が1日に変わりフリーエージェント交渉が解禁となってすぐに

自身のツイッターを更新し、

「NOLA(ニューオーリンズの愛称)! ずっとここにいるよ!

まだ始まったばかりだ!」とファンに契約合意を報告した。

 2012年にケンタッキー大から

ドラフト全体1位指名でペリカンズに入団したデイビスは、

来季が現行の4年契約の最終年。

2014-15シーズンは、平均24.4得点、10.2リバウンド、2.9ブロックをマークし、

チームのプレーオフ返り咲きに貢献した。

 新たな契約は最終年がプレーヤーオプションとなっており、

正確な契約額は、

来週に来季のサラリーキャップが設定された後に決定される。(STATS-AP)



 クリーブランド・キャバリアーズからフリーエージェント(FA)となったケビン・ラブが

現地1日、総額1億1000万ドル(約135億7000万円)以上の5年契約で

キャブスと合意したことが明らかになった。

 2008年から6シーズンにわたりミネソタ・ティンバーウルブズで活躍したラブは、

昨夏のトレードでキャブスに移籍。

しかし、レブロン・ジェイムス、カイリー・アービングに続く

第3のオプションとしての新たな役割に苦戦したことから、

オフに他球団へ移籍するのではとのうわさが絶えなかった。

 しかし、最終年の契約を破棄し、この日正式にFAになったラブは、

アスリート向けサイト『The Players Tribune』に、

「チームは同じ方向を向き、一致団結している。

自分たちにはやり残したことがある。さあ、仕事に戻るときだ」との文章を掲載。

キャブス残留を決断したことを公表した。

 また、ラブはレブロンらと今後について話し合っていたことを明かし、

「自分のFAに関するうわさは、当然耳に入ってきた。

チームメートやフロントと話をし、

クリーブランドが自分の居場所だということがはっきり分かった」とコメントしている。

 なお、キャブスは同日、

シーズン途中にニューヨーク・ニックスから移籍した

スイングマンのイマン・シャンパートとも

総額4000万ドル(約49億4000万円)の4年契約で合意した。(STATS-AP)



 現地1日、ワシントン・ウィザーズからフリーエージェントとなった

ベテランフォワードのポール・ピアースが、

ロサンゼルス・クリッパーズと

総額1000万ドル(約12億3000万円)の3年契約で合意したことが、

関係者の話で分かった。

 昨季途中、2015-16シーズンが最後になるだろうと引退を示唆したピアース。

ウィザーズは同選手の残留を望んでいたが、高校時代を過ごした地であり、

恩師ドック・リバースHCが率いるクリッパーズがより魅力的に映ったようだ。

 18シーズン目を迎えるピアースは、プロ入りから15シーズンにわたり

ボストン・セルティックスに所属。

そのうち9シーズンをリバースHCの下でプレーし、

2008年にはともにリーグ制覇を成し遂げている。

 クリッパーズは、すでに優勝を狙えるだけの戦力をそろえており、

NBA歴代16位のスコアラーを獲得したことでリーグ制覇へさらに一歩近付いた。

(STATS-AP)