米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルが現地時間30日、

バージニア州のロバート・トレント・ジョーンズGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。

日本勢で唯一出場の石川遼が「63」の好スコアで首位タイ発進を切った。(ISM)

 来季のシード権確保に向け上位進出を目指す石川は、

インスタートの14番で3打目をピンそば2メートル強に寄せてバーディを奪うと、

そこから怒涛の6連続バーディを披露。

さらに、4番パー3ではホールインワンを達成し、

1イーグル、6バーディ、ノーボギーの8アンダー63という完璧なラウンドで

レティーフ・グーセン(南ア)と首位を分け合った。

 トップと1打差の3位タイには元世界ランキングNo.1のアーニー・エルス(南ア)ら3人。

昨季王者のジャスティン・ローズ(英)は

8バーディ、3ボギーの5アンダー66で10位タイにつけている。

今季2勝目を目指すリッキー・ファウラー(米)は

9番のエースなどで4アンダー67をマークし、

同じく今季1勝のダニー・リー(ニュージーランド)らと18位タイに入った。

 今大会ホストのタイガー・ウッズ(米)は1オーバーで前半を折り返すも、

後半出だしからの4連続バーディで持ち直し、

6バーディ、3ボギーの3アンダー68でホールアウト。

デビッド・リングマース(スウェーデン)、スティーブ・ボウディッチ(豪)らと並ぶ

27位タイとまずまずのスタートを切っている。