サンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が
27日、本拠地AT&Tパークで行われたシカゴ・カブス戦に先発登板。
6回を2安打、2四球、12三振、1失点の内容で、
両リーグトップタイの今季16勝目(6敗)をマークした。
ジャイアンツは1対1で迎えた3回、
マット・ダフィー三塁手の適時打と
マーロン・バード外野手の21号3ランで4点を勝ち越し。
さらに8回、
今月初めにデビューを果たしたばかりのケルビー・トムリンソン二塁手が
今季初本塁打となる満塁ホームランでダメを押し、9対1で快勝した。
キャリア初アーチが満塁弾となったトムリンソンは、
「その場にいた全員が立ち上がり、僕のために拍手してくれたんだ。
このような経験は初めてだから、とても特別な瞬間だった」
と感激した様子でコメント。
さらに、「家の庭で野球をしている時からの夢は、安打を打つことではなかった。
ホームラン、もしくはグランドスラムを打つことだった。
自分はあまりホームランを打てていなかったから良かったよ」と語った。
ジャイアンツはこのほか、
バスター・ポージー捕手とフアン・ペレス外野手がそれぞれ2安打をマーク。
青木宣親外野手は7回にレフトへ三塁打を放つなど、
3打数1安打、1四球、1盗塁、1得点を記録した。(STATS-AP)
ロサンゼルス・ドジャースのザック・グリンキー投手が
27日、敵地でのシンシナティ・レッズ戦に先発登板。
7回を4安打、2四球、9三振、無失点に抑え、今季14勝目(3敗)を手にした。
ドジャースは2回、先頭からの3連打で無死満塁のチャンスを作ると、
ヤスマニ・グランダル捕手のセカンドゴロの間に1点を先制。
その後はグリンキーらドジャース投手陣が完封リレーを披露し、
1対0で勝利を収めた。
なお、メジャートップの防御率を誇るグリンキーは、この日の試合で1.61をマーク。
ドジャースのドン・マッティングリー監督は、31歳の右腕について
「非常にザックらしい出来だったし、試合を通して良い投球を見せていた」
と絶賛していた。(STATS-AP)
27日、テキサス・レンジャーズのヨバニ・ガヤード投手が、
地元で行われたトロント・ブルージェイズ戦に先発登板。
5回1/3を3安打、3四球、2三振、無失点に抑え、今季11勝目(9敗)をマーク。
これにより、メジャー通算100勝を達成した。
29歳のガヤードは、2007年にミルウォーキー・ブリュワーズでデビュー。
2011年にキャリア最多の17勝を挙げるなど、
今季を含めて6度の2ケタ勝利を記録している。
そしてこの日、メジャー9年目で大台に到達し、
「長年、努力を続けてきたということ。とても嬉しく思っている」と喜びを語った。
レンジャーズは初回、ミッチ・モアランド一塁手のタイムリーで1点を先制。
さらに、7回にデライノ・デシールズ外野手の適時打に
相手のエラーも絡んで3点を追加すると、
その後は投手陣がブルージェイズの反撃を1点に抑え、4対1で勝利した。
(STATS-AP)