NBAは16日に各地で8試合を行い、

リーグ全体で首位に立っているロケッツは

地元ヒューストン(テキサス州)でバックスを

115―111(前半55―55)で下して24勝4敗。

22連勝を飾った2007年シーズン以来、

10季ぶりに13連勝を記録した。(スポニチアネックス)

 両膝の状態が思わしくなかったジェームズ・ハーデン(28歳)は

それでも31得点、6リバウンド、5アシストをマーク。

20得点以上は通算29試合連続となり、

かつての名センター、モーゼス・マローンが保持している

チーム記録に並んだ。

 バックコートでハーデンとともに

チームを支えているクリス・ポール(32歳)も

25得点、5リバウンド、6アシストを稼ぎ、

今季出場した14試合でチームは不敗。

通算スティール数はこの日の1つを加えて1945となり、

コービー・ブライアント(元レイカーズ)を抜いて歴代14位に順位を上げた。

 バックスは15勝13敗。

個人得点部門でリーグ2位につけているヤニス・アデトクンボ(23歳)が

28得点と9リバウンドを稼いだが、チームは3連敗を喫した。

 なおロケッツの開幕28戦での24勝は

ファイナル初制覇を達成した1993年シーズン以来。

今季13・7得点、11・0リバウンドをマークしていた

センターのクリント・カペラ(23歳)がかかとを痛めて欠場したが、

苦戦しながらも連勝記録を更新した。

 東地区全体2位のキャバリアーズは

地元クリーブランド(オハイオ州)でジャズを

109―100(前半51―48)で退けて22勝8敗。

レブロン・ジェームズ(32歳)が

29得点、11リバウンド、10アシストで

2試合連続、今季5回目、

通算では歴代単独6位となる60回目のトリプルダブルを達成して

チームを引っ張った。

 キャバリアーズはここ18戦で17勝目を挙げ、ホームでは10連勝。

ティロン・ルー監督(40歳)は3季目で通算100勝目(53敗)を飾った。

 ジャズは14勝16敗。

ドラフト全体13番目に指名された新人ガードのドノバン・ミッチェル(21歳)は

26得点を稼いだが、

センターのルディー・ゴベール(25歳)が左膝の故障で再び戦列を離脱し、

ここ6戦では5敗目を喫した。

 <その他の結果>

トレイルブレイザーズ(16勝13敗)93―91ホーネッツ(10勝19敗)、

ニックス(16勝13敗)111―96サンダー(14勝15敗)、

ヒート(15勝14敗)90―85クリッパーズ(11勝17敗)、

スパーズ(20勝10敗)98―96マーベリクス(8勝22敗)、

サンズ(10勝21敗)108―106ティンバーウルブス(17勝13敗)、

セルティクス(25勝7敗)102―93グリズリーズ(9勝21敗)