<大相撲名古屋場所>◇7日目◇14日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ

 3横綱1大関が休場する中、

優勝争いの先頭を走る関脇御嶽海(25=出羽海)は、

前頭筆頭の琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を寄り切って

無傷の7連勝と星を伸ばした。

 先場所途中休場でかど番の大関豪栄道(32=境川)は、

前頭3枚目貴景勝(21=貴乃花)に突き落とされ4勝3敗となった。

貴景勝は6日目の高安に続き2日連続の大関撃破で

4勝3敗と白星を先行させた。

 全休明けでかど番の大関高安(28=田子ノ浦)は、

前頭3枚目阿炎(24=錣山)を寄り倒して5勝目を挙げた。

阿炎は2勝5敗。

 人気力士の前頭6枚目遠藤(27=追手風)は、

同6枚目旭大星(28=友綱)を押し出して6勝目。

 7日目を終え、勝ちっ放しは御嶽海1人、

1敗で遠藤、前頭6枚目千代大龍(29=九重)

同13枚目朝乃山(24=高砂)の3人となった。(日刊スポーツ)

 また、新大関栃ノ心(30=春日野)は、6日目玉鷲戦で右足親指付け根を痛め「右母趾MP関節側副靱帯(じんたい)損傷」でこの日から休場となった。