広島の野間峻祥外野手(25)が22日、

故障で今季初めて出場選手登録を外れることになった。

高ヘッドコーチは

「抹消する。そこまでひどいけがではない。

早く治して戻ってもらいたい」と話した。

野間は21日の巨人戦の8回守備でフライを捕球した際に、

左足を痛めたとみられる。

今季ここまで76試合に出場して

打率3割1分、4本塁打、

32打点。定評のあった足と守備に加え、打撃面の向上によって

レギュラーの座を手にしつつあった。

早期復帰が待たれる。

 

 

 ソフトバンク曽根海成内野手(23)と広島の美間優槻内野手(24)の

交換トレードが22日、両球団から発表された。

内野手の層を厚くしたい思惑が一致。

補強期限の今月31日を迎える前に、駆け込みで交渉がまとまった。

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 曽根は京都国際から13年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。

17年3月に支配下登録された。

今季1軍出場はないが、2軍では39試合に出場。

打率3割1分6厘、0本塁打、8打点。

本職の二塁、遊撃手だけでなく三塁や外野も守っている。

1軍のバックアップへの成長が期待される。

 美間は鳴門渦潮(徳島)から12年ドラフト5位で広島に入団。

昨年まで1軍出場1試合にとどまったが、

今季は開幕1軍をつかむなどここまで30試合に出場。

うち8試合にスタメン出場している。

打率1割3分9厘、0本塁打、1打点の成績。

鋭いスイングで長打力も秘める。

主に三塁を守り、グラブさばきは柔らかく送球に安定感がある。

ベテラン松田の後継者として期待される。

 午後にスーツ姿で福岡・筑後市のファーム施設に戻ってきた曽根は、

2軍、3軍の選手にあいさつを行った。

「今はさみしい限りです。広島はセ・リーグで一番強いチーム。

守備と足をアピールしていきたい。ソフトバンクでは得たことしかない。

これを広島でも生かしたい。赤いユニホーム似合うかな」と、

新天地への思いを語った。

 

 

 7月22日のプロ野球の出場選手登録と抹消は以下の通り。

【セ・リーグ】

<登録>

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広島 高橋昂也投手

DeNA 今永昇太投手

巨人 今村信貴投手

中日 大野雄大投手

ヤクルト ハフ投手

<抹消>

広島 野間峻祥外野手

DeNA 石田健大投手

巨人 北村拓己内野手

中日 アルモンテ外野手

ヤクルト 田代将太郎外野手

【パ・リーグ】

<登録>

西武 相内誠投手

西武 本田圭佑投手

楽天 辛島航投手

オリックス ローチ投手

日本ハム 高梨裕稔投手

<抹消>

西武 今井達也投手

西武 豊田拓矢投手

楽天 足立祐一捕手

オリックス マレーロ内野手

日本ハム 杉浦稔大投手

※再登録は8月1日以降

 

(日刊スポーツ)