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2016年08月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今年の本屋大賞ノミネート作。調べたら6位でした。
宜なるかな。
偶々カトマンズに赴き、王宮で起きた殺人事件(実際にあったもの)に遭遇した、フリージャーナリストになったばかりの「太刀洗万智(たちあらい・まち)」が主人公。この発音しづらい名を、外国人達が抵抗なく発音していることにまず違和感。冒頭部、まるで観光レポートのような叙述が延々と続くことにいささかうんざり。ようやく事件が起きるのだけれど、結局それが作品内に占める位置がはかりきれず、いらいら。そしてラスト、「子供」「少年」って描かれていたよね? という違和感(これは説明するとネタバレになるので)。
書くこと、伝えることとはどういう行為なのか? という本質的な問いに作者なりにきちんと向き合おうとした姿勢は評価すべきでしょうが、その問いに真摯に向き合おうとすればするほど、独りよがりになりがちで、この作品がその弊をよく免れているかと言えば、正直言って「?」。真正面から問いかけるのではなく、寓意的に描くという方法もあったのではないかしら。





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最終更新日  2016年08月23日 10時20分08秒
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