暇人主婦の家庭菜園

​​おはようございます。
*:･☆.*おはようございます★｡.:*:･'ﾟ☆｡.:*:･

神奈川県”中高年ホームファーマー２年生”
による実習レポートです！






☆～ピーマンのコンパニオンプランツ～☆

暑い夏でもぐんぐんと育つ、ピーマン！
病害虫の被害も少なく、手間がかからない優秀のため
初心者にも栽培しやすいと、人気の夏野菜の１つでもあります。



近頃はスーパーなどでも形や色など
種類が豊富なピーマンを目にするようになりました。
一般的なピーマンの形から～細長いものや
ミニサイズのもの、丸い形のものまで・・

肉質もそれぞれ様々違いがあるので、
品種を選ぶのも楽しい作業の１つですね。



コンパニオンプランツとは、
混植したり近くに植えることによって、
相手の植物やお互いに良い効果が得られる関係の植物のことをいいます。

相性の良い組み合わせをすることで、
ピーマンの味を良くしたり、病害虫を遠ざけ、
連作障害を軽減するという効果があるので、
場所が確保できる場合は～ぜひ試してみてくださいね(^^♪


＊相性の良い組み合わせ

＜ネギ＞

ピーマンとネギ類を一緒に植えると、
萎ちょう病、青枯病などの連作障害に効果がある。
ネギ類は、根に共生微生物をもっていることから、病害虫の撃退に効果があります。
土壌病害を防ぐ。生育を抑制させる。（混植）
ネギ類も収穫して、料理に使うことができるので、一石二鳥です。


＜インゲン＞

日光を好み、水分や肥料分を多く必要とするピーマンに対し、
浅い位置に根を伸ばすインゲンは、半日陰でも育ち、
根粒菌（こんりゅうきん）と共生するため、養分が少ない場所でもよく生育します。
互いに根の張る位置が異なるため、養分や水分を効率よく吸収することが可能で、
土壌が立体的に利用できます。
また、インゲンの根粒菌が固定したチッソをピーマンも利用するため、
ピーマン単作より少ない肥料で栽培できます。


＜マリーゴールド＞

根を侵すセンチュウ（連作障害）を防ぐ


＜エダマメ＞

インゲンと同じ「マメ科」のため、同様の効果がある。


＜ニラ＞

家庭菜園の定番として人気のトマト、ナス、ピーマンは、
いずれもナス科のため連作障害がおきやすく、
毎年同じ場所で育てることが難しい野菜です。
スペースが限られた家庭菜園でも、この人気の3品種を毎年育てたい、という方には
コンパニオンプランツのニラと混植するのがおすすめ。
ニラの根に繁殖する拮抗菌がナス科野菜の根につく病原菌を防ぎ、
毎年同じ場所で育てることができます。
ニラは、2～3株ずつに分けて、
ピーマンの根を両側からはさむように、植えてください。
混植することにより、土壌中の微生物が多様になり、
根が健全に育つようになります。
萎ちょう病、青枯病などの連作障害に効果がある


＜シソ（大葉）＞

「シソ科」の属するシソ（大葉）
コナジラミやカメムシに対して忌避効果があるといわれます。
ピーマンの近くにシソを植えることで、害虫予防になります。
複数の株のピーマンを育てている場合は、
株間にシソを植えると、シソの葉が陰になり、土の乾燥を防ぐことができます。
しかし、株が大きく育ちすぎると、日陰を作って
ピーマンが日照不足になることがあります。背丈が高くなってきたら、
収穫を兼ねて切り戻しを行い、低い状態を保ちましょう。


＜バジル＞

バジルはピーマンの害虫である、
ニジュウヤホシテントウを予防してくれる効果が期待できます。
＊ニジュウヤホシテントウは、ナスの葉や花を食害する害虫です。
ただし、バジルが大きく育ちすぎると、
日陰を作ってピーマンが日照不足になることがあります。
背丈が高くなってきたら、収穫を兼ねて切り戻しを行い、低い状態を保ちましょう。


＜ナスタチウム＞

ナスタチウムをピーマンの株元や株間に植え付けることで、
アブラムシの天敵であるテントウムシを呼び込む効果があります。
また、ナスタチウムは横に広がりながら育つため、
ピーマンの株元を覆ってくれて、土の乾燥を和らげる効果があります。
そして、ナスタチウムは葉も花も種も食べられるハーブです。



☆～ピーマンを植え付けてみよう～☆

ピーマン・パプリカは、連作障害を避けるために、
同じ場所での栽培間隔を4〜5年あけるようにします。



＜良い苗の選び方＞
１．蕾または一番果が咲き始めているもの。
２．葉の色が緑色で濃く、病害虫の被害がないもの。
３．葉と葉の間が短く、茎がガッチリとしているもの
４．根鉢が良く回り、ポットの底穴から白い根が少し見えているもの。
５．双葉があれば～なおOK♪

☆

良い苗を見つけ、植え付けることが～
長く収穫を楽しめるコツでもあるので、慎重に選びたいですね♬



＜植え付け時期＞
4月下旬～6月上旬
一般的には、５月の連休前後に定植します。
ピーマンは、高温を好む野菜なので早植えは禁物です。



＊気温が安定するまで、防虫ネットや不織布のトンネルで覆っておくか、
肥料の空き袋を利用して寒さ対策をしておけば安心です。
風や霜よけにもなります



┐(￣ヘ￣)┌ ﾌｩｩ～
でも～夏野菜はナス科が多く4～5年あいた場所なんてないわ～って方は
「コンパニオンプランツ」として、
マメ科の「ラッカセイ」などと一緒に植えるのもオススメです。



ラッカセイの根に付く根粒菌が
空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にし、
また、根に付く菌根菌が
リン酸分などの養分を吸収しやすくする効果があります。



昨日の夜から今朝までの雨が、畑の野菜たちにとって
恵みの雨になってくれてたら～嬉しいな☆

GW後半も、楽しく過ごしたいですね♬


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6:33 - 2018年5月3日 フォト蔵　システム部




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