富山県で行われる最終プロテスト初日が悪天候のために中止となったようです。

2日目に36ホールを消化して72ホール決着を図るそうです。場合によっては予備日を使用してでも72ホールで勝負付けをするとのことです。安易に短縮して試合を成立させようとする協会としては珍しい判断です。

今年は勝みなみさんが受験するということで例年以上に話題となっています。既にレギュラーツアーで優勝した選手が2人、ステップアップツアーで優勝した選手も居ますので、マスコミは「黄金世代」と名付けています。

プロとして「黄金世代」を築くことができれば良いのですが、彼女達にとってアマチュア時代が黄金時代だったと言われないように活躍して欲しいものです。


特に、勝みなみさんはトップ通過のプレッシャーも強いでしょう。ゴルフという運の要素が強いスポーツで必ず1位になるというのは結構ハードルが高いものです。彼女の中では1位にならないといけないという思いも強いでしょうし・・・・。

勝みなみさんは高校時代にレギュラーツアーに50試合以上出場しました。アマは主催者推薦の上限が無いことと、彼女の通っていた高校が連盟に加入していないことで、主催者推薦についてはほぼ青天井でした。これだけの経験はプラスになっていると思いますが、プロテストで1位通過できなければ、今シーズンは3試合しか出場できないということになります。プロになった途端いきなり試合に出場するハードルが高くなります。

ネギックはこの矛盾を以前から指摘してきましたが、今度は勝さん自身が矛盾と向き合うことになるのかも知れません。矛盾を感じないでプロとしてスタートするためには1位しかないわけです。


ちなみに、さくらちゃんはプロテストを1位通過できず、3試合という限られた出場枠の中で翌シーズンのシード権を獲得しました。これは相当難しいことです。



国内ツアーの大東建託・いい部屋ネットレディスは今年から4日間大会となります。

琴乃ちゃんは初日午前アウトスタート、2日目午後インスタートで、永井花奈さんと辻梨恵さんというペアリングになりました。

昨年は1イーグル、2バーディ、5ボギー、1トリプルボギーという内容でカットラインに2打届かず予選落ちでした。一昨年は9バーディ、9ボギーのイーブンパーで23位タイでした。

コース相性は良くも悪くも無いと思いますが、ダボやトリプルは勘弁して欲しいですね。