ある。娘達と同居していたときはすぐ近くだったので、時間があれば
しょっちゅう行っていた。元々私は大のフリマフリークだし、10何年
住んでいても全然飽きることはない。きっとフリマは死ぬまで卒業
することはないだろう。ここ海辺のホテルに住み始めてからは、娘
の処ほど近くはなくなったのでそれほど頻繁には行かなくなった。
今日はたまたま時間が空いたので数ヶ月ぶりフリマに足を運んだ。
それほど凄い人出ではなかったけれど、久しぶりのフリマゆっくりと
見て歩いていたら、何か肩からかけていたバックに重みを感じて
バックを引き寄せてみたら何と閉めておいたチャックが10cmくらい
あいているではないか 私がチェックしたのと同時に明らかに
私のすぐ後ろに張り付いていたかのような太めのジプシーの中年
女がサッとはなれて、わざとらしく近くの店の商品を見始めた。
何だか態度がおかしい バックの中をチェックしたら財布は
真ん中のチャックがある小口のところにきちんとあったけれど、
危ないところだった 先日も娘婿の会社の社長ご一行が
こちらに滞在中、海岸通りを歩いていたその内の一人が3人の
若い男に声をかけられ、200万もの腕時計を擦られたという話
を聞いたばかりだった。その怪しいジプシー女はしばらく私の
そばにいたので、私はバックをしっかり前に抱え直したのを
しっかり見せてやったらいなくなった。ふんザマーミロだ
いやーそれにしても気をつけなければと痛感した。油断大敵だ