中３でボクシング全国Ｖ、高校で更なる飛躍を 行田の稲元さん
埼玉新聞記事より引用
埼玉新聞 2014年4月10日(木)
中３でボクシング全国Ｖ、高校で更なる飛躍を 行田の稲元さん
「第３回全国アンダージュニアボクシング大会」で優勝した稲元純平君＝熊谷市佐谷田の熊谷コサカボクシングジム
行田市の稲元純平さん（１５）は、兵庫県芦屋市で３月に開催された中学生以下が対象の「第３回全国アンダージュニアボクシング大会」（日本ボクシング連盟主催）の５２キロ級で優勝した。
今月から栃木県足利市の白鴎大学足利高校に進学した稲元君は「高校で獲れるタイトルは全部狙っていく。将来は世界チャンピオンになりたい」と闘志を燃やしている。
稲元さんがボクシングを始めたのは小学２年の時。当時は先生の言うことを聞かず、友人とけんかばかりの毎日だった。
元女子プロボクサーで母親の真理さん（３９）にボクシングを薦められ、熊谷コサカボクシングジムに入門。小学４年時に全国大会で初優勝した。
その後は２歳上の同じ相手に３連敗し、一時はボクシングから離れた。中学から再びにジムに通い、週６日の練習に没頭。
中３でそれまで２回負けていたライバルを破り、Ｕ―１５全国大会を２連覇。３月の大会決勝でも２ＲＴＫＯ勝ちで、見事に優勝を果たした。
「パンチを当てる能力に長け、努力を続ける才能もある」と語るのは同ジム会長の小坂裕己さん（５０）。高校での活躍に期待を寄せる。見守ってきた真理さんも「最初はいばっていたけど、勝ちを重ねて男らしくなった」と息子の成長ぶりに目を細める。
スタイルはどんな展開でも対応できるボクサーファイター。打ち合いを好み、右ストレートが得意だ。
稲元君は「高校でタイトルを獲るため、それに見合う努力をしていく。高校卒業後はプロ入りして世界で戦える選手になりたい」と話していた。
埼玉新聞記事リンク
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