ラグビー:19年W杯 関東候補地、激突 横浜市と熊谷市、開催地の誘致巡り 知事、組織委の評価に自
毎日新聞記事より引用
毎日新聞 2015年01月29日 地方版
ラグビー:19年W杯 関東候補地、激突 横浜市と熊谷市、開催地の誘致巡り 知事、組織委の評価に自信 /埼玉
2019年ラグビーW杯の試合会場として期待される県営熊谷ラグビー場=熊谷市上川上で
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)を埼玉でも--。同W杯の開催地には昨年10月に熊谷市を含む全国14都市が立候補したが、同12月には横浜市も追加立候補。両都市は関東の開催地を巡るライバルになっており、県内の関係者がアピールを強めている。
W杯の組織委員会は今月10日以降、立候補した15都市を視察。16日には熊谷市を訪れている。上田清司知事は27日の定例記者会見で「(組織委員会に)現場を見てもらい、(メンバーとの)意見交換もした。決して他の候補地に引けを取らない。(開催地に選ばれる)感触は悪くない」と自信を見せた。
また地元の富岡清・熊谷市長も28日の会見で、県関係者が視察団に「(熊谷は)ラグビー場で子供から社会人、女子などの試合が盛んに行われ、ラグビー文化が土壌として根付いている地域」と説明したことに触れ、「視察団には好感を持っていただけたと思う」と感想を述べた。
15都市の視察を終えたアラン・ギルピン・W杯統括責任者は23日に東京都内で記者会見し「すべての都市の質の良さに非常に満足している」と述べ、開催地決定には、世界に発信する放送設備があるか▽国内外の観客が楽しめる施設が整っているか--を基準とする考えを示している。
上田知事によると、組織委員会は熊谷市の会場について、競技場以外にも練習場などの周辺施設を備える「熊谷スポーツ公園」全体の広さを評価した様子だったという。県はW杯に向け、競技場の椅子を倍増させるなどの改修を進める予定で、上田知事は「計画の青写真もしっかり見てもらった」と強調した。
国内開催地の10~12都市に熊谷と横浜の双方が選ばれるのか、どちらか1都市が選ばれるのかは組織委員会の判断だが、県関係者は横浜をライバル視している。横浜市は神奈川県と共同で昨年12月、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)を会場に追加申請。同10月末の申請期限のルールを覆し、「後出し」で異例の立候補が認められた経緯がある。
上田知事は「横浜が手を上げたのは、W杯全体を盛り上げるうえではいい話」と好意的な受け止めを示したものの、3月の開催地決定に向け「PRはギリギリまでやっていかなければならない」と気を引き締めた。【橋本政明、鈴木梢】
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■ことば
◇2019年ラグビーワールドカップ(W杯)
第9回大会でアジアでの開催は初。日本を含む世界の20チームが参加し、9~10月に予選リーグ40試合、決勝トーナメント8試合の計48試合が行われる。開幕戦と決勝は同年完成予定の東京・新国立競技場で開催され、他の試合会場は3月末までに国内10~12カ所が選ばれる。
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