せっかくの日曜、今日は熊谷の未来を過去の変革から考えよう！「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」
熊谷は世界で唯一のロックバンドを産んだロックなデパートのある都市です。
そんなわけで、今回も始まります！
タイトルが変更になって四回目。
25時過ぎに更新しても、「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」です！
あなたは世界で一つだけライブハウスを併設していたデパートが存在することを御存知でしょうか？
それが、埼玉県初のデパート、熊谷市の八木橋百貨店です。
70年代、ファッションと音楽ではモッズがブームになっていた時代、
そして、アメリカからヒッピースタイルと言うライフスタイルが入って来た時代。
そんな時代に、熊谷出身の青年が東京で建築学を学びながら、日本の未来に対して小さな小石を投げました。
それが、まず東京の杉並に波紋を少し描き、その後その波紋が熊谷で広がりました。
地元を嫌う今も昔も変わらぬ若者の感性は、少し大人になった大学生の視点によって、
たとえどんなに嫌いになっても、自らのルーツからは逃れられず、
その嫌っていた地元に向き合って初めて自らの全体像を把握できることに気付いた青年は、
その地元で、子供達と絵を描き始めます。
そして、その活動に、少しずつ周りに賛同者が現れると共に、
地元の有力者も彼の熱い想いに呼応することになります。
そうして、八木橋百貨店に生まれたアートや音楽ライブ・演劇などの表現活動をする為の施設、木偶瘖堂。
それが、現在八木橋の８階でやっている木偶瘖堂展の主役、木偶瘖堂（でくいんどう）の成り立ちです。
是非、70年代熊谷を変革したグループ【あとりえ木偶（でく）】と木偶瘖堂に一度触れて見てください。
きっと、熊谷の見方が変わり、熊谷の未来がちょっと見えてくるかも知れません。
なにより、あなたのもやもやした想いを70年代の青年達が受け止めて晴らしてくれますよ！
明日が難しかったら、是非、３月３１日までに八木橋の八階へ！！
そんな感じで終わります。
これからもよろしくおねがいいたします。
スタッフＪ
※この記事は「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」2015年3月23日号です。
「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」記事より引用
「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」 2015-03-29 01:26:27
「朝の連続コラム随筆『熊谷の名は』」記事リンク
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