午前中までのあれほど強かった風と雨もどこへやら
徳島県ではその後にすっかり雨も上がり普通の曇り空となっております
あれれ…台風８号は一体どこへ行ってしまったの
さてそんな摩訶不思議なお天気の中で
本日よりまた新しいお車が入庫しておりますのでご紹介いたしましょう
「NISSAN X-TRAIL 20X」をお預かりしております
今でこそコンパクトＳＵＶが各メーカーでも盛んに販売されるようになりましたが
まさにそんなコンパクトＳＵＶの先駆けともいえるお車ではないでしょうか
初代は２０００年からの発売となりますが未だに根強い人気がありますよね
ではではＤＣＣスペシャル極上手洗い洗車も無事に済ませたところで
いろいろ問題のありそうな塗装状態を詳しく見ていきましょう
当店のブログにもたびたび登場しながらも何かと物議をかもしだしている
ニッサンのスクラッチシールド塗装です
塗装表面についた軽微なスリキズが時間の経過と共に自然に復元してしまうという
もしも本当なら夢のような塗装ですよぉ～
もう一度言いますがもしも本当ならですよ…
今回のお車は平成２５年３月登録のお車になりますが
そのスクラッチシールド
の効果はどんな感じなんでしょうか
これらの４枚の写真は塗装のキズが見えやすい特殊な照明を照らしてみた様子です
ギラギラと乱反射をしているキズがよ～く見えると思いますが
ギラギラ
微細な洗車キズと正体不明のコーティング剤が劣化早くも劣化現象を起こしクスミが起こっています
キズが復元するという名目の特殊なスクラッチシールド塗装ですが
塗料に弾圧性樹脂を混ぜてすこし弾力性を持たせている塗装です
その弾圧性樹脂と一般的なコーティング剤に含まれる化学溶剤の相性がとにかく悪いのです
ある程度の年数が経過するとスクラッチシールド塗装の表面に化学溶剤が悪影響を与え
塗装を守るどころか余計に塗装を劣化させてしまうのです
コーティングと一言でいいましてもピンからキリまでありますので
安価な施工価格や実績のない宣伝文句だけで判断するとたいへんなことになりますよ
さてボディーサイドも洗車機の多用によるブラシキズでしょうか
かなり細かなキズとやはりコーティング剤によるクスミが見られます
こうなるとボディーの光沢も弱くなりキズが付きやすい弱い塗装になってしまいますので
最悪の状態になる前に一度スッキリしておきたいところですね
しかしながら今回のスクラッチシールド塗装はキズが自然に復元する特殊な塗装ということもあり
これらのキズを修正するのがかなり難しいと有名な塗装なんです
全国のコーティング専門店でもスクラッチシールド塗装車は
施工をお断りというお店もあるくらいなんですよ
果たしてそのようなかなりハードルの高そうなお車の輝きを
どこまで取り戻すことが出来るでしょうか
それともお手上げ状態となるのでしょうか…
またしばらくお付き合い下さいませ
本日もありがとうございました<(_ _)>
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