2014年F1第17戦アメリカGP_ロズベルグはまだその器ではない?ハミルトン王者の風格 | かながわ検定横浜ライセンス1級に合格したのでブログ続けてみました。

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 横浜のご当地検定である「かながわ検定横浜ライセンス」は2017年3月の試験を最後に終了してしまいましたが、その名前を忘れない様にブログのタイトルに付けました。
    そして、いつの日か「かながわ検定横浜ライセンス」が復活してくれたらと思います。



2014年シーズンも残りあと僅か、第17戦アメリカグランプリが開催されました。

舞台はテキサス州オースティン、サーキット・オブ・ジ・アメリカズです。

すでにストーブリーグが始まっていますが、来年まで待てない様な事態が・・・辞退が・・・発生。

まずは、ケータハムがアメリカ、ブラジルの2戦について欠場することを発表したかと思えば、

マルシャもアメリカGPを欠場する事となり、アメリカGPは参加台数が18台となってしまいました。

共に理由としては、財政難により身売り先を探しているが、まだ見つかっていない為だそうです。


さらに、ザウバー、フォース・インディア、ロータスの3チームも、

小規模チームへの救済等がない様なら、レースをボイコットする事も辞さない構えで、

下手すれば6チーム12台でのレース・・・なんて事態にもなりかねない状況でした。


とりあえずはボイコットしないって事になって、参加台数は18台を確保。

ケータハム、マルシャについても、身売り先が見つかれば最終戦辺りは出場できるかも???

ってことですが、来シーズンに向けても心配な材料となっています。


そして何より残念なのが、小林可夢偉が出場できないことです。

チームが消滅と言う事になれば来年はどうなる・・・ホンダがリザーブででも使ってくれればね・・・

一応、2016年から新チームが参戦するし、1チーム3台エントリーなんて話も・・・先行き不透明です。


フラッグフラッグフラッグ


チャンピオン争いの方に目を移すと、このところもう一つ元気がないニコ・ロズベルグに対して、

チャンピオンに向かってまっしぐら、王者の風格漂うルイス・ハミルトン。

ポイント差は17ポイントですが、すでに勝負は決した感も・・・後は最終戦ポイント2倍が気になるが。


このレースでも、ロズベルグがポールポジションからスタートし、レースをリードしますが、

第2スティントに入るとペースダウン、2番手スタートから追い上げたハミルトンにあっさりパスされ、

後はなす術なしって感じで、ハミルトンの後ろを走っていくだけ。


ハミルトンはロズベルグのペースを見ながら、自らのペースをコントロールしてましたが、

それを見たロズベルグは追うのを諦めたって・・・そんな事ではチャンピオンなんて無理ですよ。

最後まで攻めて攻めて攻めて行けば、ハミルトンがミスする可能性もある訳だから。


そんな訳でハミルトンがこのレースを制し、終盤戦怒涛の5連勝。
通算32勝目はナイジェル・マンセルを抜き、フェルナンド・アロンソと並ぶ歴代4位タイ。

チャンピオン争いの方でも、ロズベルグとの差を24ポイント差まで広げています。


2位にはロズベルグが入り、今シーズン10回目の1-2フィニッシュ。

ウィリアムズの2台を抜いて3位表彰台を獲得したのはダニエル・リカルド。

4位にフェリペ・マッサ、5位にバルテッリ・ボッタスとウィリアムズ勢が続きます。


以下、アロンソ、ベッテル、マグヌッセン、ベルニュ、マルドナードまでが入賞。

マルドナードは今シーズン初入賞、予選Q3進出しポイント獲得が期待されたスーティルは、

暴れん坊ペレスにもらい事故で、残念ながら0周リタイヤとなっています。


6機目のパワーユニットを投入してピットレーンスタートとなったベッテルは、

ミディアムタイヤでスタート、1周目からセーフティカーが出るとソフトタイヤに交換、

1周走ってまたミディアムに交換し、その後ミディアム-ミディアムとつないで7位入賞です。


最終戦のポイント2倍も気になるとことですが、パワーユニットの方も気になってきています。

メルセデス勢でも、そろそろ6機目を使わなければいけない状況のドライバーもいるのでは???

グリッド降格やピットレーンスタート等がチャンピオン争いに影響を与える可能性もありますね。


フラッグフラッグフラッグ


チャンピオン争いの方はメルセデス勢の二人に絞りこまれました。

第17戦を終えた段階でのドライバーズランキングは・・・


ルイス・ハミルトン      316pt

ニコ・ロズベルグ         292pt

ダニエル・リカルド                214pt

バルテッリ・ボッタス                     155pt

セバスチャン・ベッテル                    149pt

フェルナンド・アロンソ                     149pt

ジェンソン・バトン                             94pt

フェリペ・マッサ                               83pt

ニコ・ヒュルケンベルグ                            76pt

ケビン・マグヌッセン                                53pt

セルジオ・ペレス                                   47pt

キミ・ライコネン                                    47pt ・・・


グラフはこちら・・・ ↓


いよいよ残り2戦、第18戦は2週連続開催となるブラジルGPです。

舞台はインテルラゴス、ホセ・カルロス・パーチェ・サーキットで行われます。

11月9日決勝・・・お楽しみに。



2014年アメリカGP〓fab44〓WINNER:ルイス・ハミルトン