中村川を下って行きながら横浜の橋を見てきましたが、前回で中村川は終了し堀川に突入しています。
この堀川は横浜港が開港した後、外国人居留地と日本人街を分離するために掘られた運河で、
堀川が出来た当初には、西の橋・前田橋・谷戸橋の3つの橋が架けられました。
前回見てきた西の橋は、関東大震災後に震災復興橋梁として復興局により架けられ、
現在もその橋が残っていますが、今回登場する前田橋は震災復興橋梁として架けられた後、
昭和五十八年八月に架け替えられ、中華街が近い事から中華街テイスト満載の橋になっています。
その前に、まずは市場通り橋から見ていきます・・・ ↑
昭和五十八年九月竣工、「いちばどおりはし」と読みます・・・ ↓
橋の上には輪っかが並び、街灯が付いています・・・ ↓
橋の袂には、こんな説明が書いてありました・・・ ↓
この橋は、昭和58年高速道路建設時に、山下町・中華街と元町の人々の心を通わせ、
来街者の利便性を向上させる橋として、山下町内会を始めとする地域の要望により、
架けられた橋です。やさしい心でお渡り下さい。
やさしい心で橋を渡り、次に橋へ進みます・・・ ↓
次の橋は先に説明した前田橋です・・・ ↓ 橋の近くには中華街の南門である朱雀門があります。
銘板も中華街テイスト満載、ドラゴンのレリーフ付きです・・・ ↓
橋の反対側は鳳凰レリーフとなっています・・・ ↓
「田」の真ん中が「×」になっていたり、「橋」の字が違いますね・・・ ↓
橋自体はこんな感じで、水道橋も付いています・・・ ↓
橋の欄干に付いているドラゴンは、ゆるいというか・・・ ↓ 堀川編はラストスパート・・・つづく。
横浜の橋〓fab44〓市場通り橋・前田橋