何と旨いか・断食後初ミール | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

昨日の晩、

断食を終えて五日ぶりに固形の野菜を食べました。

毎日飲んでいた野菜スープの野菜達です。


じっくり煮込み、その上一日に何度も火にかけ直しているので本当に柔らかくなっています。


その野菜の一つ一つをよーく噛み締めながらいただきました。


最初は塩無しで、

そしてスープの半分に久しぶりの塩を入れて食べましたが美味しかったです。


お腹に沁み込む暖かい液体と複雑な旨味。


塩味がやるせない程心にしみました。


何と旨い事でしょう。

私たち人間は生きるためのエネルギーを得るのにこんなに素晴らしい方法を授けられているのですね。

あらためて感謝の気持ちが湧いて来ます。


それにしても、


そのままのものでこんなに美味しいのに、


人間は何時からもっともっと、

と足して行く事ばかりに夢中になったのでしょう。


お料理だって塩無しのスープがあんなにおいしかったのに、

許されると直ぐに塩を足して見たくなる、

塩を足すと今度はコショウも足してみようか、


あれも、これも、と考えられるもの皆足して行って、

複雑な旨味を作る事に夢中になる人達が出て来ます。


料理人って云うんですかね。


それが嵩じて誰でもが感じられる旨味だけを科学的に作り出した化学調味料なるものが産まれ、

その味になれてしまうと、

それがないとものたりなくなってしまう。


今の世の中はその状態ですね。

殆ど全ての加工食品にはアミノ酸調味料とか、香料が使われている現実を見てそう思います。

野菜が持つ本来の旨味,素朴な味、

なんてモノは無視されているのが現実です。


愚かな事です。


人はもう一度、食べ物の無い時代に立ち返る必要があると思います。



三食ご飯を食べられる事が幸せ,と云う時代が確かに有ったでしょう。

時代的に全ての人が満足に食べられなければその幸せを得たいと思うのは必然です。



でも現代では誰にでも大抵のものは食べる事が出来ますよね。


食べ物が無い時代とは違います。


また消費するエネルギーも、


もっと食べたいと考えていた頃の人とは違いますよね。


昔の人は何でも身体を使わなければならなかったでしょ。

歩いて、運んで、持ち上げて、

全部肉体労働です。


ご飯を一杯食べたいの気持ちはよく分かる。


でも現代の人はあまり歩かないし、運ばないし、

肉体労働は昔に比べればずっと少ないでしょう。

消費するエネルギーの量と質が、

今と昔では違うのです。



思えば今は食べ過ぎていますね。

食べ過ぎてお腹にカスが残りゴミとなって詰まってしまうのです。



本当ですよ。



私自身が、腸内洗浄に寄って出て来た自分の腸内のゴミの多さに驚いています。

きっと殆どの人が私と同じようなものでしょうね。


食べ過ぎで腸が消化しきれていないのにお昼が来るとまた食べる、


これではゴミが詰まっても不思議ないですよ。

家の母親なんて87才になりますが、朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯と、


三食必ず食べています。

全く動かないのにも関わらずですよ。

三食摂らないと気が済まないのですな。

母の場合87年もそうやって生きて来たのでね。

今更どうしようも有りません。


だけど気持ちだけで食べていると身体はどうなるんでしょうね。



身体の事なんか忘れている人が多いです。

ゴミがたまって、たまって、

溜まりきって病気になって初めて気がつきます。



そうなる前に一度自分の身体のメンテナンスした方が良いかもしれませんよ、あなたもね。


そんな訳で昨日の晩は、

断食後初めての食事を喜びと共に戴いたわけです。


今朝はフレッシュジュースをスムジーに変えました。


その方が繊維も摂れるしお腹もイッパイになるでしょ。

これからまた朝はスムジーです。


断食で体重が減ったので今からしばらくは身体を作るため、

栄養のあるものをたくさん食べるつもりです。


身体のビルドアップを心がけた食事に変えて行きますわ。

私なりにね。





































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