村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

琳派とは

2017-02-20 00:37:46 | Weblog
琳派(りんぱ)とは、
桃山時代後期から近代までつづく芸術上の流派

本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、
尾形光琳・乾山兄弟によって発展、
酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。
と(ウィキペディアより)

大和絵の伝統を基盤として、
豊かな装飾性・デザイン性をもち、
絵画を中心として
書や工芸を統括する総合性、
家系ではなく私淑による断続的な継承、
などが特質として挙げられる。

光琳が宗達に、
抱一が光琳に
それぞれ傾倒し、
その影響を受けている。

狩野派や円山・四条派といった
他の江戸時代の流派は、
模写を通じて
直接師から画技を学んだのに対し、
琳派では時間や場所、
身分が遠く離れた人々によって
受け継がれたのは、
他に類を見ない特色である。
同じような主題や図様、
独特の技法を意識的に選択・踏襲
することで流派のアイデンティティーを
保持する一方で、
絵師独自の発見と解釈が
加わり再構成されることで、
単なるコピーやエピゴーネンではない
新たな芸術を生み出した。

背景に金銀箔を用いたり、
大胆な構図、
型紙のパターンを用いた繰り返し、
たらしこみの技法
などに特色が見られる。
題材は花木・草花多いが、
物語絵を中心とする人物画や
鳥獣、山水、風月に
若干の仏画を扱った作品もある。

琳派に分類される画家・芸術家 編集
本阿弥光悦(1558年 - 1637年)
俵屋宗達(江戸初期)
俵屋宗雪(江戸前期)
喜多川相説(江戸前期)
尾形光琳(1658年 - 1716年)
尾形乾山(1663年 - 1743年)
渡辺始興(1683年 - 1755年)
深江芦舟(1699年 - 1757年)
中村芳中(生年不詳 - 1819年)
酒井抱一(1761年 - 1828年) - 江戸琳派とも。
鈴木其一(1796年 - 1858年)
池田孤邨(1801年 - 1866年)
酒井鶯蒲(1808年 - 1841年)
村越其栄(1808年 - 1867年)
山本光一(1843年? - 1905年?)
尾形月耕(1859年 - 1920年)
神坂雪佳(1866年 - 1942年)
(ウィキペディアより)

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