村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

名所花

2017-03-23 01:20:00 | 村雨庵 稽古 
今日は村雨庵水曜稽古日
掛け物は懐紙
筆者は
江戸時代のお公家さん日野資枝ヒノスケキ

懐紙とは
自分の歌を
一定の書式によって書いたもの

日野資枝ヒノスケキ
1737~1801
日野家36代当主。
烏丸光栄ミツヒデの末子で
日野資時の跡を継ぐ

書いてあるのは
名所の花を詠ヨむ和歌ヤマトウタ
従一位ジュイチイ 資枝スケキ
またたぐひ嵐の山の桜花
昔うつせし木々やふりせぬ

と書いてある
意味は
また類タグイなる嵐山の桜は
昔吉野から移したものだが
それらの木々のずいぶんと
年を経たものだなあ
と私の解釈

また類タグイとは
比べるものがないほど優れている

嵐山の桜は
亀山上皇が奈良の吉野山から
移植した桜と伝えられる



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