クイーンステークス考察2
昨日は中距離系得意の馬が有利！と申しましたので、牝馬中距離戦の検証でもします！
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中山牝馬Ｓ
過去5年の平均ラップ(重馬場を除く） 36.5-36.6-35.9=1.49.0
今年のラップは35.0-35.9-36.7=1.47.6 1000m通過58.6秒
どう見ても前に厳しい急流。
外差しは流石に嵌らない中山1800ｍ競争で、うまくインを立ち回った内枠馬が好走したレース。
1着53ニシノブルームーン07-07-06-05（34.7)
2着54ウエディングフジコ06-06-06-05(34.9)0.1秒差 1キロ増
3着54チュレブリタ09-08-09-08（34.8）0.2秒差
4着53コロンバスサークル12-12-12-10（34.6）0.2秒差
5着55レジネッタ16-15-15-12（34.2）0.2秒差 増減なし
6着56ブラボーデイジー05-05-04-04（35.6）0.3秒差 増減なし
8着53ブライティアパルス01-01-01-01（37.2）0.5秒差
外枠から超ハイペースで飛ばしてしまったブライティアパレスだがニシノブルームーンからたった0.5秒差、離れた番手12着ザレマや15着ショウナンラノビアが二桁順でボロ負けから比べれば驚異的な粘り。その後、中盤緩いマーメイドＳで先行押し切ってしまう。内枠を利して差しが嵌っただけのチェレブリタ。その他で伸びない外目を突っ込んできたコロンバスサークルとレジネッタは強い差し馬。
福島牝馬S
35.3-36.9-36.7=1.48.9稍重
1着54レジネッタ10-11-07-09(35.7) 1キロ増
2着56ブラボーデイジー03-03-03-02(36.4）0.0差 増減なし
3着55ウエディングフジコ04-04-04-04(36.3)0.2差 増減なし
7着54ブライティアパルス02-02-01-01(37.3)0.6差
9着55ピエナビーナス07-09-07-08(36.5)0.8差 増減なし
14着55ムードインディゴ10-07-06-06(37.5）1.5差 増減なし
やや重馬場にしてはテンが速いレース。いつもようにブライティアとショウナンラノビアが遣り合う展開。中盤も稍重にしてはなかなか速く、上がり競馬にならないラップ。内馬場は荒れていて外を回したレジネッタの差しがきれいに嵌った。ブライティア、ショウナンから離れること2馬身以上ポツンといたブラボーデイジーの位置取りがベストの挙動。中山牝馬Ｓ同様この流れでは逃げてもつわけもなくブライティアは7着。前述した通りこの馬はその後マーメイドＳを更に1キロ軽くなり完勝！3角から4角1着馬とほぼ同じ位置にいたピエナビーナスは重たい馬場が合う看板が揺るぐ、決定的な差。中山牝馬Ｓでは内枠発走で内を捌いて最短距離を上手に抜けたウェディングフジコであったが、ここでは逆に内枠発走で伸びない内を力強く進んで3着は立派。+1キロの斤量を克服したのは好印象。
マーメイドＳ
35.3-48.8-35.4=1.59.5
1着53ブライティアパルス02-02-02-02(35.3)
5着56ヒカルアマランサス04-05-05-04(35.5)0.5差
6着55ムードインディゴ10-10-11-12(35.1)0.6差
13着56ブラボーデイジー06-07-07-04(36.6)
テンは昨年のコスモプラチナよりも速く、中盤は同じ48.8秒、所謂中弛みがおきた現象！よって昨年と同様ラストまで先行馬の脚は衰えずに、逃げ馬2着、2番手1着、3番手3着の完全前決着で終わってしまった。昨年はそれでもＧ１馬リトルアマポーラが34秒台の末脚でやっとのこと3着迄に入れたが、今年はＧ１レース2着ヒカルアマランサス、3着ニシノブルームンは35秒台脚でそれぞれ5着、4着に沈んだ。ヒカルは中距離で末が甘くなるタイプに思える。ムードインディゴにしっかりした末脚あれば嵌るレースなのだが、まだ時間がかかる雰囲気で展開の助けが必要。ブラボーデイジーは自分の型になることができず13着、少し連戦の疲れがあるのかも知れない。
上記の3レースを
コーナーワーク、スピード持続性能、パワーの観点から判断すると、
＞ 
＞ヒカルアマランサス
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